輝きが向こう側へ!

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【感想】誰でも簡単にギターが演奏できる…訳がない!ただひたすら練習しろ!!『GUITAR LIFE -LESSON1-(ギターライフ レッスンワン)』

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発売日になっていつもの衝動買い

 数々のゲーム周辺機器を製作してきたHORIが、Nintendo Switch向けに開発したギターコントローラ。発売前からこの商品を知っていたものの、そもそもギターを弾いた経験はまったくなく、そう簡単に弾けるものではないと特に興味はなかったのですが、発売日になって何故だか急に欲しくなったので購入してしまいました。注意点としてはこのギターコントローラは右利き用です。左利きの方の場合、あえて右利き用を練習したいという場合であれば購入しても良いのではないでしょうか。



GUITAR LIFE -LESSON1-(ギターライフ レッスンワン)

タイトル:GUITAR LIFE -LESSON1-
ジャンル:教育・ギターレッスン
メーカー:HORI
ハード:Nintendo Switch
発売日:2024年4月25日 価格:12,980円(税込)

 このギターコントローラ、ジョイコン(R、右側)を1個取り付けることで使えるようになります。Switchの設定画面よりコントローラの更新が必要ですので、できていない方は行ってください。Switch Lite単体ではジョイコンがなく、使用できませんのでご注意を。ジョイコンのみを購入して接続する手がありますが、充電グリップも別途購入する必要があります。Switchとの接続方法については、こちらの資料を確認してください。

 まずはギターコントローラの仕組みについて。指で押さえる長い部分と、指またはピックで弾く部分の2箇所を操作すればよいという、通常のギターに比べてかなりシンプルな作り。そもそも弦がなく弦を模した形のもので、調弦であったり切れたら張り替えるといったメンテナンスは不要です。ゲーム画面の操作については、ジョイコンまたはこのギターコントローラでも操作できます。操作方法については、こちらの資料を確認してください。

 実際に持ってみますと、見た目ほどは重くありません。折り畳みのギミックはありませんので嵩張ります。弦を模した6つの堅めなゴム状のヒラヒラが付いていまして、これを上から下、下から上へとストロークするのですが、そうするとギコギコ音がするので、連続してストロークすると結構うるさいです。周りに人がいますと、遠慮してしまいがちになり、演奏しづらいのが難点です。さらには、ヒラヒラが堅めですので、指で操作し続けると指を痛めてしまいます。この点についての対策については後述しておりますので、そちらを参考にしてください。


ギターを演奏したいのならば、ただひたすら練習しろ!!

 タイトルにレッスン1とある通り、全くの初心者向けの作りで、レッスンを積み重ねることによって上達していくという内容です。ちなみに、10曲の収録楽曲の演奏やフリー演奏機能もありますが、ほとんどレッスンしないうちにプレイしようものなら挫折するのがオチです。収録楽曲が10曲しかないですが、1曲たりともうまく演奏することはできないでしょう。コードを覚えていたところで、そもそもうまく指で押さえることすら難しく、それを連続して切り替えていくなんて芸当は初心者には無理です。とにかくレッスンあるのみです。レッスンでは画面上にガイドが表示されますので、そのガイドを見ながら、最初は難しくても反復練習により、徐々に演奏の精度が上がっていきます。はじめのうちは、感覚でコードを押さえようとしてもなかなかうまくいきませんので、目で確認しながら弾きましょう。

 ギターを始めようとする人の多くが挫折する原因として、初めから演奏できることを想定して始めてしまうので、いきなり高い山を見せられたら、それはすぐに引き返してしまうものです。そういった高い山を、ふもとから徐々に歩いていくゲームがこのギターライフだと思います。ギターに詳しい方からすれば、簡易的な作りのギターコントローラで演奏すると変な癖がついてしまうという指摘をされる方がいるかもしれませんが、すぐに挫折した人、してしまう人向けだと思いますので、本来であればギターを演奏できないままの人だったはずですので、ギターを始めるきっかけとしては大きな意味があるでしょうし、そういった人でもなんとか成長させるためのゲームとしては良い物なのではないでしょうか。ただし、ずっとプレイし続ける根気は必要だと思いますので、その点は性格を選びます。そもそもギターを演奏するのは並大抵なことではないということなのです。

 ちなみに、設定によりコードを自動で入力する設定を使用すると、ストロークだけすれば演奏できたり、逆にストロークを自動にして、コードを入力するといったことも可能です。ギターライフにすら挫折してしまった場合、この機能で演奏してみることでできるようになった気にはさせてくれます。


弦を弾く際の騒音対策

 実際触ってみましたら、弦を弾く音がギコギコして、かなりうるさいです。洗濯板を楽器として使うことがありますが、あれを小さくした感じです。この音は、ギターを弾くにあたって異音でしかありませんので、家にあったノイズキャンセリング機能があるヘッドフォンを使用することに。これであれば、音を気にせずプレイできます。(自分は気にならないけれども、周りに人がいれば気になるという最大の問題点が)

 とはいえ、ノイズキャンセリング機能があるヘッドフォンはお高いので、そうそう買えるものでもないです。そこで、お安くこのギコギコを緩和させる策はないかと考えてみました。HORIの公式YouTubeのショート動画では、ピックではなく指で操作するという方法が紹介されていましたが、正直言ってあまり変わりませんし、指で操作し続けますと指を痛めます。柔らかめのピック(フェルトピック等)でもたいして変わらないでしょう。

 

 そこで使用してみたのが、自転車整備用に購入していた軍手。これで音が緩和するのではないかと試してみましたが、あまり意味はありませんでした…。しかし、軍手を指の先まで入れずに、指先の部分をブラブラさせた状態で操作してみたところ、ストロークがしやすくなりました。ホームセンターや100円ショップでも買えますので、ストロークが早くできないという方は試してみてはいかがでしょうか。


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