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タイトル:最終楽章 響け!ユーフォニアム 前編
監督:小川太一 脚本:花田十輝 音楽:松田彬人
キャラクターデザイン:池田晶子、池田和美
キャスト:黄前久美子/黒沢ともよ、高坂麗奈/安済知佳 他
配給:松竹 公開日:2026年4月24日 上映時間:120分
吹奏楽にかける高校生の青春を描くテレビアニメ「響け!ユーフォニアム」シリーズ完結編となる劇場版2部作の前編。高校3年生に進学し、北宇治高校吹奏楽部の部長となった黄前久美子は、90名以上の部員を率いて学生生活最後となる吹奏楽コンクールに挑む。
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TVシリーズ3期の内容の大半を再編集した前編
最終楽章の前編。TVシリーズ3期の映画化ということぐらいしか知らず、どういった内容になのかあまり前情報を見ずに映画館で鑑賞しました。内容としてはTVシリーズ3期の1話から10話までの内容の総集編となります。全13話中の10話までですからシリーズの大半です。その長時間を2時間という上映時間で、いかにも総集編という感じにならず、1つの作品として再構築されていました。第4話の『きみとのエチュード』はばっさりカットされるかなと思っていましたが、実際そうでした。このエピソードが好きな方には残念ではありましたが、話をまとめるには仕方なしです。
今作の監督である小川太一さんは、『届けたいメロディ』でも監督されていましたが、その際にもうまくまとめているなという感想がありましたので、納得の出来です。ですので、TVシリーズは観ておらず、本作から3期の内容を観るという方でも、問題ないかと思われます。既にTVシリーズを観ていても演奏シーンなど追加シーンがありますし、後編を前に改めて観直すという意味合いでも観る価値ありだと思います。
このシリーズの特徴、人によっては難点ともなる、久美子と真由とのやり取りについては、1本の作品となったことで、久美子の感情の起伏がその場その場で現れるのではなく、1つの線で表現されていた様に感じました。ですから、TVシリーズでのやりとりとは少し違った印象を持った方が多いのではないでしょうか。これまでの劇場版同様、TVシリーズからの再演による、演技の違いというものは大きな見どころです。
前編で10話まで使ってしまった事により、残る3話分で後編をということになります。そうなると、総集編というよりかは新作になるのではないか、さらに言えばストーリー自体も変わるのではないかと期待が高まります。
映画鑑賞後にサンライズフェスティバルを目の当たりにする

劇中で太陽公園にて毎年開催されているマーチングバンドイベント『サンライズフェスティバル』。このイベント自体は架空のイベントではあるのですが、元ネタである『ブラスエキスポ』が響け!ユーフォニアムとのコラボで今年、太陽が丘で行われるということで、これはなかなか無い機会と思い、観に行ってきました。

当日の天気は曇天。気にならない程度の小雨が降っていた時間帯があったものの、イベントの開催には問題ありませんでした。マーチングバンドが行われる前に会場に着いたのですが、広場や野球場など、広大な敷地のあちらこちらで練習風景が見受けられました。これだけでもイベントの雰囲気が感じられて来た甲斐があるというものです。会場内を歩き回っているだけで、様々な演奏が楽しめました。ユーフォの1期・2期OPのショートバージョンが偶然聞くことができたのは良かったなと。『夢冒険(アニメ三銃士OP)』が聴こえてきたときには、一瞬何の曲だったかと考える時間があったのですが、今でもこの曲が演奏されるのだなと感慨にふけるのでした。

コラボイベントということで、物販やスタンプラリー、パネル展示が行われていました。中には1年生の頃の久美子のパネル(原作者の武田綾乃さんのサイン入り)も展示されていて、こんなに幼なかったのだと、3年生のパネルと見比べて、そう感じたのでした。時代によって明確に描き分けているというのも凄いものです。
12時15分からマーチングバンドがスタート。道沿いに人が集まり、マーチングを見守るという光景を目の当たりにすることに。劇中の感じですと、練習に練習を重ねた猛者達が次々とやってくるといった印象がありましたが、現実はそうでもなく、小学生や中学生も混じっていまして、親の気持ちで見守る感覚の方が強かったでした。しかしながら、そんな中、実際に猛者達もいて、それが大人数でやってくるものですから、迫力がありました。京都橘高校吹奏楽部が来た時には、映像を撮影している人たちも一斉にやってくるので、格の違いを感じたのでした。
マーチングバンドのあともイベントは続いたのですが、自分はここで会場を後にすることに。このあと京都駅にて開催される、TRUEさんのリリースイベントにも寄ろうかと思っていたのですが、トラブルで時間に間に合わず。たどり着いた時にはステージのほとんどが撤収されていたのでした…。そんなトラブルがありはしましたが、映画鑑賞後すぐに、サンライズフェスティバルを現実のものとして体感できたのは良い経験となりました。ブラスエキスポは例年、万博公園で開催されているイベントです。それが太陽が丘で観られたことで、より『サンライズフェスティバル』を目の当たりにしたという感覚に浸れたのでした。