輝きが向こう側へ!

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思いついたことをそのまま記事にしている何の脈略もないブログです。アニメやゲームの感想等を掲載。

【感想】双眼鏡を活用すれば後方の席でも最前列?『Nikon ACULON T11』『Kenko Classi-air』

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会場規模に合わせた2種類の双眼鏡について

 ライブイベントのチケットが手に入ったとしても、大きな会場の場合はステージを間近で見ることができる範囲は僅かしかありません。自身の席がステージを後方から望むスタンド席であった場合、モニターの映像は見えても出演者を視認するのは困難。そんな時に役立つのが双眼鏡です。キャパが2千人弱の会場であれば、オペラグラス(簡易的な双眼鏡)でも問題ないのですが、さすがに1万人規模を超える会場では使い物になりません。そこで大規模の会場でも使用できる双眼鏡と、中規模から大規模の前方辺りまで使用できて利用しやすいコンパクトな双眼鏡について紹介していきたいと思います。


Nikon ACULON T11

 ある程度軽量かつ、高倍率で明るく見えるもの。さすがに防振タイプは高いので、それは除くという条件の中選んだのがこちら。重さは305gで倍率は8~24倍。レンズ・プリズムに多層膜コーティングが施され、明るく見えます。そこそこ大きくて嵩張るものの見た目ほど重くはありません。とはいえ、ずっと使用するにはちと重いのが難点。価格は15,000円ほどで安くはありませんが、防振タイプに比べればそれほど高くもないといった具合です。倍率を最大まで上げますと相当遠く感じる距離であっても拡大して見えるのですが、24倍ともなりますと手ブレがかなり気になりますので、要所要所での活用となります。16倍以上にした場合、どんどん暗くなって手ブレも酷くなりますから、基本的には8倍から16倍までが使用範囲となります。裸眼の方の場合はターンスライドを回して、メガネをかけている方の場合は回さずに使用してください。


Nikon Sportstar Zoom

 未購入。前述の機種の現行品であるスポーツスターズム。仕様を確認したところ、名称とカラーバリエーション以外全く一緒でした。


Kenko Classi-air(折り畳みタイプ)

 『ACULON T11』は、それほど重くないとはいえ、持ち運びする際に嵩張りますし、ずっと手持ちして使用するには適していません。ということで、中規模会場、または大規模会場で前方の席であった場合に使用する双眼鏡『Classi-air』を購入しました。重量は170g。折り畳めますので非常にコンパクトです。倍率は8倍と10倍の2種類があるのですが、10倍を選択しました。使用用途が小規模会場から中規模会場とするのであれば、8倍が良いかと思います。性能としては、『ACULON T11』に遠く及ばないのですが、こちらには手軽さという大きなメリットがありますので、結果的にはこちらの方が使用頻度が高くなっています。


VC Smart(防振タイプ)

 未購入。これがお高い防振双眼鏡。通常のものの4,5倍はします。倍率が高くなるほどに、ちょっとした揺れが双眼鏡越しには大きく揺れとなり、視認性が悪くなります。それを軽減するのが防振双眼鏡です。確かに、倍率が高い状態で視点が安定するのは素晴らしいのですが、実際に使用する際に、双眼鏡をずっと使い続けるのかどうかというとそうではなく、要所要所でしか使いません。そう考えますと、コストパフォーマンス的にどうかなと思ってしまうのです。


双眼鏡を活用すれば後方の席でも最前列?

 実際に使用してみての感想です。スタンド席であれば視界が広がっていますので、ステージの様子が見づらい見切れ席でなければ、双眼鏡が最大限活用できます。ですので、スタンド席でステージの距離が遠くて残念だという場合でも、双眼鏡の活用によって出演者を間近に見ることができます。(間近に見たと言い切れるかどうかは別問題)これがアリーナ席の場合ですと話が変わってきます。基本的に平坦な場所に椅子が同じように並べられているだけですので、劇場に用意されている座席の様に、前方が見やすい形で席が配置されている訳ではありません。目の前に自分より背が高い人がいれば、視界は確保できず、前が見えないということは多々あります。これがステージを斜めに見る位置の席ですと、案外視界がひらけていたりしますので、その場合には双眼鏡が活用できます。あとは、各ブロックの最前列ですね。こちらは前方にある程度スペースがありますから視界が確保されます。こればっかりは運ですので、ステージが見えないとなれば、ステージの上部に設置されているモニターを見ながら、会場の雰囲気を楽しむことに専念するのが精神衛生上、良いかと思います。

【感想】耳をふさぐタイプのイヤホンが苦手な場合の選択肢『骨伝導・空気伝導イヤホン』

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耳をふさぐタイプのイヤホンが苦手な場合の選択肢

 耳をふさぐタイプのイヤホンが苦手というか、そもそも耳にうまくフィットしないので、骨伝導又は空気伝導のイヤーフックタイプ(耳掛けタイプ)を使用しています。右耳・左耳と別れているものは失くしやすいので、両耳が繋がったものを選んでいます。音漏れがしやすいというデメリットがあるものの、耳をふさがないメリットが大きいです。しっかりと装着するタイプですと耳荒れがするといった方がいると思いますが、その心配がないのが大きなメリットです。


Shokz OpenRun 骨伝導イヤホン

Blutooth Ver.:5.1 重量:26g
充電:専用ケーブル 再生時間:8時間

 以前はこちらのタイプの骨伝導イヤホンを使用していました。骨伝導というと安価のものであればかなり音質が悪く、AMラジオを聴いているような音質でしたが、こちらのShokz(旧AfterShokz)に関しては、高音質なことに驚かされました。骨伝導のイメージを変えてくれる商品であることは間違いないです。気に入っていた商品ではあるのですが、使っているうちにイヤーフックが折れてしまい、使い物にならなくなってしまいました。もうちょっと丁寧に扱っていればという後悔もありますが、もうちょっと強度があればという気持ちもあります。壊れてしまったものは仕方ないと買い替えを検討。とはいえ、しょっちゅう買い替えるには高すぎる。そこで別の機種を検討しました。


minisuit Bluetooth イヤホン 2023 空気伝導イヤホン

Blutooth Ver.:5.3 重量:13g
充電:USB Type-C 再生時間:15時間 

 買い替えたのは、以前使用していたものの1/5程度の価格のもの。とてもシンプルなデザインかつ軽く、言ってしまえば安っぽい。とはいえ、音質はそれなりで価格よりも価値はあるなと感じさせるものでした。充電は専用ケーブルではなくType-CのUSBケーブルが使えるのは良い点。最初に使い始めてから数日経った後に、片耳から音が聴こえなくなった際には、やばいものを買ってしまったなと後悔しましたが、サポートに連絡したところ、無料で新しいものを届けていただきました。大手を振ってオススメはできませんが、この価格であれば、2年毎に新しいものに買い替えるのも有りではないでしょうか。


AOKIMI Bluetooth イヤホン 2024 空気伝導イヤホン

Blutooth Ver.:5.3 重量:18g
充電:USB Type-C 再生時間:20時間

 上記のもののバッテリーの持ちが悪くなってきたので、新しいものを購入。古いものは予備品に。定価が27,000円ほどで、販売価格は定価の91%引きという怪しげな商品。届いたもののパッケージからして安っぽい。これが27,000円でしたら、「ぼったくりだろう!」と思わずにはいられなかったでしょう。割引価格相応といった感じ。実際に使ってみての感想ですが、電源を入れますと、YouTubeの動画で聴くような音声読み上げソフトの女性の声でのガイド音声が流れます。音を流してみましたら音質自体は悪くないのですが、常に「サー」といったホワイトノイズが聴こえます。これについては音を流すとさほど気にならないものの、人によっては耳障りだと思われます。以前のものよりも良い点としては、音質、音漏れが小さい、バッテリーの持ちの3点。ノイズがあるためクリアな音声で音楽を楽しみたいという用途では期待外れの商品ですが、移動中、バッテリー残量を気にせずに、とりあえず聴ければ良いということであれば充分使える商品だと思います。

 と思いきや、使用して1ヵ月も経たないうちにバッテリーの持ちが既に悪い…。ハズレを引いたのか数時間でバッテリー切れに。バッテリーの持ちが気になるので買い替えたというのに、これでは困る。ということで、この商品はオススメできません。


そもそも骨伝導・空気伝導とは何なのか

 骨伝導は振動で音を伝えるもので、空気伝導は指向性スピーカーにより耳中に音を直接伝えるものです。骨伝導の場合は微細な振動がありますので、それが苦手な人にはオススメできませんが、空気伝導よりかは音漏れが少ないです。空気伝導の場合は、振動はなく、直接音を耳に伝えるといった、そんな機能が本当に働いているの?と疑問を感じる様なものなのですが、問題なく聴こえていますのでおそらく機能しているのでしょう。こちらは音漏れがしやすいです。どちらもメリット・デメリットがありますので、店頭購入であれば試用されるのも良いですし、使用用途で選ばれると良いと思います。



Bluetoothのバージョンについて

 無線のイヤホンを購入する際にスペックを確認しますと、Bluetoothのバージョンが記載されています。例えば、スマホで音楽を聴く場合、スマホ側のBluetoothのバージョンが4.0以上で、イヤホン側が4.0以上のものであればどの機種でも使用することができます。ただし、どちらかのバージョンが高いものでも、バージョンが低いものの機能が反映されますのでご注意を。4.xと5.xでは大きな違いが有りまして、消費電力の抑制や、通信範囲の向上等が図られています。

 Bluetoothのバージョンが5.2以上であれば、高音質・低遅延であるLE Audioという新規格が使用可能です。こういった機能の有る無しで大きな違いがありますので、それを考慮した上で、イヤホンの選定を行なってみてください。

【感想】PSVR→Oculus Quest→『Meta Quest 3』(安価なMeta Quest 2との性能比較)

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PSVR→Oculus Quest→Meta Quest 3


 VRヘッドセットをPSVRからOculus Questに買い替えてからしばらく経ちました。振り返りますと、PSVRを購入したものの画質に難があり、Oculus Questに鞍替え。画質が良く、これは良いものだと思っていた最中に安価で買える2が発売…。さすがにOculus Questの1から2に買い替えはせず、3を待って購入したのでした。


Meta Quest 3 128GB

 購入したのはこちらの128GB版。74,800円。Meta Quest 2が発売された当初は37,100円でしたので、およそ倍額に。VRRPGの『Asgard's Wrath 2 (アスガルドラース2)』がハンドルされていますが、リリースは12月ですので今はプレイできません。


Meta Quest 3 512GB

 未購入。容量が4倍の512GB版。96,800円。こちらにもVRRPG『Asgard's Wrath 2』がハンドルされている他、毎月2本のVRゲームが遊べる『MetaQuest+サブスクリプション6ヵ月分(13190円相当)』も付いていますので、数多くのゲームを楽しみたいという方はこちらのバージョンが良いのでは。


Meta Quest 3 Eliteストラップ バッテリー付き

 未購入。装着を安定させるためのストラップ+バッテリー。19,580円。正規品だけあってお高い。長時間使用するにはバッテリー付きが有難いとはいえ、その分重くなるというデメリットも。


最初の設定でつまづく(ペアリング問題対応策)


 設定には、Meta Quest 3はもちろんのこと、スマホが必要となります。スマホ側にMetaアプリをインストールして、デバイスとの接続を行います。設定自体はMeta Quest 3の電源を入れて、画面上に表示される内容に沿って設定すれば良いだけなのですが、途中に画面上に表示された数字をスマホに入力しても、ペアリングを行う際に失敗となり、設定が進まなくなりました。調べたところ、使用しているスマホがXperiaの場合、うまくいかないことが多いようです。しかし、これについては対応策がありますので、失敗された場合はこの対応策を試してみて下さい。(※10/17にこの件についてMetaアプリのアップデートがありましたので、最新バージョンであればこの問題は起こりません)

<ペアリング問題対応策1>
・別機種のスマホが手元にあれば、そちらで設定を行う。

<ペアリング問題対応策2>
・WiFi設定を手動ではなくQRコードで行う。既に手動設定した場合は、Meta Quest 3を初期化する。音量(-)ボタンを押しながら電源を入れて、すぐにボタンを離すとUSB Update Modeの画面となるので、メニューを音量ボタンで「Factory reset」選択して、電源ボタンで決定。次に「Yes,erase and factory reset」を選択すると初期化が開始。
・ペアリングに失敗した後に、スマホを再起動し、Metaアプリを再び起動させると、設定の続きが行えるようになるので、そのまま設定を進める。


実際に使用してみての感想

<性能比較表 1~3>
  解像度(片目あたり)視野角 重量
 1440X1600 100 517g
 1832X1920 110 503g
 2064X2208 110 515g

 1から3に買い替えたのですが、ヘッドセット・コントローラともにコンパクトになったものの、ヘッドセットの重量については、比較表の通り大して変わらず。小さくなったことで逆にバランスが悪くなって、以前よりも装着が安定しない感じに。これについて気になる方は、オプション品のストラップを購入するのも手です。メガネをかけたまま装着することも可能で、メガネのスペースを空けるための奥行きを広げる機能があります。とはいえ、コンパクトになった弊害でゆとりがあまりなく、装着するにもコツがいり、装着した後は窮屈という状況に。コントローラについては、リングの部分がなくなり、すっきりした見た目通り、かなり軽くなりました。こちらについては、コンパクトになったことがメリットとなっています。Meta Quest 2から実装されている機能となりますが、ハンドトラッキングによりコントローラ不要で、手での操作も可能です。少々コツがいるので慣れるのに時間がかかりますが、わざわざコントローラを持たなくとも操作できるということには利便性を感じますし、パススルー時にこの機能を使用すると近未来的な感じがして、少しテンションが上ります。

 解像度については、1から3に変わったことで大幅に向上した印象。細かい文字が鮮明に見えるようになりました。パソコンを使ってのバーチャルデスクトップ機能においてもそれは同様。VR動画については、その動画の画質の良し悪しの話になりますので、よっぽど高画質な動画でない限り、違いはあまり感じられませんでした。VR動画視聴が主な方でMeta Quest 2を現在使用中ということであれば、買い替えるほどのメリットはあまりなさそうです。例えるならば、そもそも高画質のモニターを持っているのに、さらに高画質のモニターに買い替えても、それに見合った動画がなければ代わり映えしないのと一緒です。サウンド面については、音質が明らかに向上していました。空間オーディオ機能についても良くなっていまして、わざわざヘッドフォンを使わなくても問題なさそうです。とはいえ、音漏れしやすいデメリットがありますので、周りに音を聞かれたくない場合はヘッドフォンが必須でしょう。

 気になったのは消費電力について。以前よりもバッテリー容量自体は大きくなっているのですが、消費電力がかなり大きいのか、どんどん削られていきます。パススルー使用時の消費が結構大きいようです。使用前には満充電近くの状態にしておいた方が良さそうです。


パススルーについて

 パススルーとは、ヘッドセットを付けた状態でも周囲の映像を映し出す機能で、今までのMeta Questにもモノクロのパススルー機能はありました。とはいえ、それは最低限、周りに何かあるかを視認できる程度の画質で、ゲームに活かせるようなものではありませんでした。それがカラー化、画質向上と、MRゲームに活かせるほどの機能向上が図られています。現状では映像に歪みがあるのが気になるのですが、空間認識機能が搭載されていることもあって、これを活用したゲームであれば、これまでにない体験が味わえそうです。この機能のお試しができる『First Encounters』がプレインストールされていましたのでプレイしてみました。まずは廻りを見回すことで部屋の凹凸をスキャンするのですが、簡単にスキャンできてしまう点に驚き。そして、部屋がゲームステージへと変貌します。VRゲームでも敵が襲ってくると本当に襲ってくる感覚はあるのですが、MRともなると現実世界でそれが感じられる訳で、かなりインパクトがあります。まだまだMRゲームは少ないのですが、これは面白そうなことができるのではないかと期待が感じられるものでした。


安価なMeta Quest 2との性能比較

 Meta Quest 3は128MB版でも7万円以上する高額な商品です。それに比べて、その全バージョンにあたるMeta Quest 2は、3万円台とお買い得です。


 Meta Questシリーズの中では、エントリークラスと言える2ですが、その上位機種である3が販売されている中で、買いなのかどうかを検証してみたいと思います。細かい性能比較を掲載しても良いのですが、この手の話に詳しくない方にはピンとこないと思いますので、大きな違いについてピックアップします。

<128GB版で比較>
 価 格:>>>3
 解像度:2 < 
 重 量: > 3
 装着感:2 < 
 新機能:2 < 

 まず価格面について。2が31,900円で、3が74,800円。2と3とでは価格が2倍以上も違います。単純に考えれば、その倍の違いがあるのかどうかで、どちらが買いなのかの判断基準となります。解像度については、前述したとおりの内容で、自分の場合は1から3となった訳ですから、映像が綺麗になったと感じました。しかし、2から3となると、ちょっと綺麗になったかなぐらいの印象ですので、それほどの違いはないものと思われます。重量については、見た目的にはコンパクトになったものの、重くなっています。コンパクトとかつ軽くなっていればメリットと感じるのですが、コンパクトになったことで、メガネを付けたまま装着しますと、なかなかうまく装着できませんのでその点がデメリットと感じました。これは1と3との比較の話で、調べてみたところ2よりはよくなっているようです。新機能については、パススルーのカラー化とMRの機能となりますが、MRゲームをプレイするかどうかも大きな判断基準となるでしょう。他には、CPUの性能アップや、それに伴ってプレイできるゲームの種類においても3が上です。

 性能の向上や新機能が追加された3が良いのは当たり前の話。しかし、コストパフォーマンスに非常に優れているのが2です。とにかく新たなゲーム体験を求めている方であれば3。VRには興味があるけれどもそんなにお金は出せない、動画視聴が主目的な方であれば2となるでしょう。


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