外出先での動画視聴を快適にしたいと思いつく
ホテルに泊まった際、テレビとスマホをミラーリング、またはHDMIケーブルで直接繋げて大画面でSNSを確認したり、動画を視聴したりしていたのですが、どうせなら、テレビで動画を流しておきながらそれをBGM代わりにして、スマホで作業ができないかと今更ながらに思いつき、『Amazon Fire TV Stick 4K Max』を購入しました。
『Fire TV』が、テレビに繋げてAmazonPrimeVideo等の動画を楽しむものだとは前々から知っていたのですが、それは家にいればパソコンで代用できるので、特に興味はなくスルーしていた代物。しかし、外出先でなら有効活用できるのではと気づいたので、実際に使用してみました。
Fire TV Stick 4K Max（上位版）
購入したのはこの4K Maxという通常のものより画質が向上したもの。第2世代が発売されましたが、高性能のモニタに繋げることがないのであれば、こちらでも全く問題ないです。
Fire TV Stick 4K Max（第２世代）
未購入。購入したものの次の世代の機種で、性能やストレージの容量がアップ。そして、価格もアップしています。第１世代と比べますとマイナーチェンジぐらいの変更ですが、それ以前の世代を使用されている場合は、格段に性能がアップしていますので買い替えを検討されても良いと思います。
リモコンはスマホのアプリで代用可能
そんなに大きいものでも重いものではないので、外出先に持ち運びすること自体は問題ありません。しかし、少しでも荷物を軽くできないかと、リモコンはスマホで代用して、リモコンだけは家に置いておけないかと考えたのですが、スマホでリモコンの機能を使用するには、同じWiFiネットワークに接続していることが必要で、いつも同じネットワークとは限らないホテル環境では、最初のネットワークの設定を行うためのリモコンが必須となります。とはいえ逃げ道はありまして、スマホのデータ通信量がよっぽど豊富な方であれば、テザリング機能を使用することで、いつも同じネットワーク環境にできて、リモコンが不要となります。もちろん、自前のWiFiルーターでも可能です。この使い方をする場合は、いくらデータ通信量に余裕があったとしても、動画の画質を落としておくことが無難でしょう。
Fire TV Stickの接続方法について
Fire TV Stickの接続方法についてですが、難しいものではありません。BUFFALOのYouTubeチャンネルに初回設定方法の動画が掲載されていましたので、こちらの流れで設定してください。一応説明しますと、Fire TV StickをテレビのHDMI端子に接続。そして、電源確保の為のUSBケーブルも合わせて接続。最近のテレビであればUSB端子も用意されているので問題ないかと思いますが、それがない場合は、アダプタを取り付けて電源コンセントに繋いでください。これで接続完了です。テレビの入力切替を行い、画面を表示させ、WiFiの接続設定を行えば準備完了です。接続の際、ネックとなるのが壁掛けテレビの場合。隙間が狭くて接続できないということも。この場合は、L字タイプのHDMI変換アダプタを活用してみてください。
実際に外出先で使用してみた感想
実際に外出先のホテルで使用してみたところ、接続してみてもUSBの電源供給がうまくいっていないのか、動作しないなんてことがありましたが、繋ぎなおしたことで問題なく動作しました。それでもうまく行かない場合であったり、そもそもモニタがUSB接続に対応していなかった場合は、モバイルバッテリーを使用してみてください。消費電力がそれほどでもないので、案外持ちます。
基本的にYouTubeの動画視聴の為に使用していましたが、動画系アプリだけでなく音楽系サブスクのアプリもダウンロードして利用することもできますので、音楽プレイヤーとしての利用も可能。（ニコニコ動画等の専用アプリが用意されていないものについては、WEBブラウザでサイトにアクセスして使用してください）スマホ1台でも音楽流しながら作業はできますが、別画面で操作できるメリットは大きいです。個人的な使い方の問題ですが、Fire TVで動画を観ながら、スマホでゲームをしていますと、ゲームのアップデートがあったりすると、双方のデータの通信量が多くなり、動画が止まりがちになる状況に。ネット環境がそれほど良いものではない場合は、こういうことが起こります。
いくつか問題が起こったものの、外出先でTVとスマホの2画面それぞれが使用できるというのは便利なもので、これからも活用できそうです。あとは、ホテルを出る際に、取り付けたまま置いて帰ってしまうなんてことだけは気を付けたいところです。
