タイトル:プロ野球スピリッツ2024-2025
ジャンル:野球、育成
メーカー:コナミ
ハード:プレイステーション5、Steam
発売日:2024年10月17日 価格:9,790円(税込)
私は野球ゲームのペナントモードを永遠とプレイし続けている人間なのですが、今となっては日本のプロ野球ゲームの選択肢は、パワプロかプロスピの2択となります。どちらもプレイはしているのですが、できればリアルなグラフィックなものを楽しみたい考えがあり、プロスピの新作が今年発売されるということで購入することに。しかし、対応機種がPS5かSteam。PS5は未所持で、STteamについては自宅にあるパソコンではスペックが足りていないという問題が。価格面で考えましたらPS5の方が安くなるものの、他にプレイしたいタイトルがありませんので、新しいパソコンを購入してSteamでプレイしてみることにしました。
PS5で他のタイトルもプレイしたいという場合であれば、PS5も選択肢に入ると思います。最近値上げしたとはいえ、ゲーミングPCはその倍以上しますからね…。
Steamでプレイするための準備(パソコン)
<最低スペック>
プロセッサー:Intel Core i5 7500 / AMD Ryzen5 1600
グラフィック:Geforce GTX1060(6GB) / Radeon RX470
<推奨スペック>
プロセッサー:Intel Core i5-10400F / AMD Ryzen5 3600
グラフィック:Geforce RTX3060Ti / Radeon RX6700XT
<購入したパソコンのスペック>
プロセッサー:Intel Core i5-14400F
グラフィック:Geforce RTX4060Ti
20万円台のゲーミングPCであれば余裕で動作可能なのでしょうが、さすがにそこまで出せませんので、10万円台のもので推奨スペックを満たすものを購入しました。4060Tiは省電力タイプのグラフィックボードですので実力的にどうなのか疑問があり、プレイしてみるまで問題なく動作するのか心配でしたが、結果としましては何の設定もいじらないままで動作しました。推奨スペックがかなり高めですので、一昔前のゲーミングPCでは厳しいかもしれません。ちなみに、プロスピを携帯ゲーミングPC(Steam Deck)でプレイする場合はスペックがそもそも足りていませんので、画質を落とす必要があります。ゲーミングPCでも動作が遅いという場合は設定変更を行ってみてください。起動時のランチャー画面にて設定できます。ランチャー画面を非表示としてしまった場合は、プロスピのライブラリ画面の歯車アイコン→管理→ローカルファイルを閲覧→Game→Settingから設定が行えます。この件に関して、コナミに問い合わせが多かったのか、公式サイトに設定方法が掲載されました。
パソコンのスペック不足でまともに動作しなかったり、スペックが充分でも何故か起動しないといった場合、購入してから2週間未満かつプレイ時間が2時間未満の場合に返金してもらうことができます。動かなかったので損したと思ったとしても返品対応がありますので、その場合は早めの申請をオススメします。
Steamでプレイするための準備(コントローラー)
Steamで使用するコントローラーですが、推奨としてはXBOX用のものみたいですが、手元にあるもので代用。SWITCH用のプロコンと、PS4用のデュアルショックの2種類です。どちらも接続可能ですが、Steam版プロスピは海外のゲームの様に、AボタンがBボタン、BボタンがAボタンの役割となっていまして、いつもとは逆になっています。これを設定で直しても良いのですが、この設定変更をしてしまいますと、各塁への送球の際に1つのボタンで操作する方法の場合、1塁に投げたつもりが本塁に投げてしまうというとんでもないエラーを引き起こしますので、設定変更はオススメできません。海外ゲームの仕様に慣れるか、送球方法を方向ボタン式に変更するかで対応しましょう。
実際に使用しているコントローラーはプロコンなのですが、試しにPS4用のデュアルショックを使用してみたところ、打撃時・投球時のカーソルを動かそうとすると、ぶれぶれになってしまい、使い物になりませんでした。アナログスティックが柔らかすぎて、少しの動きでも過敏に反応してしまうようです。この問題はスティック部分の老朽化による問題なのでしょうか?これではまともにプレイできませんので、プロコン一択となってしまいました。これからコントローラーを購入される方については、下記URL先の情報が役立つと思います。
プレイしてみての感想
グラフィックの向上は見ての通りですが、肝心のゲームとしては何が変化しているのかというと、正直そんなに変わりません。今になって急に変えられても困りますし、正統進化と言えるでしょう。違いをあえて挙げるのでしたら、打撃の際のミートカーソルがプロスピA仕様になっていて小さいという点。おそらく見た目が違うだけですので、ミートカーソルが小さいから打ちづらいという感覚はありませんでした。あとはリアルに寄せているために、全体的に動作がもっさりしている感じについても違いを感じます。前作であれば打球を待つ守備でも問題なかったのが、攻めの守備でないとアウトにできず内野安打に。足の速さが以前よりも重要になっています。投球については変更点がないものの、コントロールが悪い球種を選択した際に、うまくタイミングが合わせず暴投してしまうことが多々あります。これについては投球アシストレベルを1から2にして対応しました。最初の設定がシビアなだけだった様です。