輝きが向こう側へ!

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思いついたことをそのまま記事にしている何の脈略もないブログです。アニメやゲームの感想等を掲載。

アイドルを題材にしたアニメ作品を年表と共に振り返ってみた

 アイドルを題材にしたアニメ作品が多く放送されている昨今、このタイミングで過去から現在のアイドルを題材にしたアニメ作品を年表を基に振り返ってみようと思い立ちました。特にアイドルアニメに詳しい訳でもないのにそれができるのかどうかはさておき、とりあえず年表を作ってしまいましたので、まずはこちらをご覧ください。



アイドルを題材にしたアニメ作品年表

 発表年月   タイトル
 71年 4月 ・さすらいの太陽
 78年10月 ・ピンク・レディー物語 栄光の天使たち
 80年 4月 ・スーキャット
 82年10月 ・超時空要塞マクロス
 83年 7月 ・魔法の天使クリィミーマミ
 84年 7月 ・超時空要塞マクロス
         愛・おぼえていますか(映画)

 84年10月 ・魔法の天使クリィミーマミ
         永遠のワンスモア(OVA)

 85年 3月 ・メガゾーン23(OVA)
 85年 6月 ・魔法の天使クリィミーマミ
         ロング・グッドバイ(OVA)

 86年 6月 ・魔法のスターマジカルエミ
        ・メガゾーン23 PART II
         秘密く・だ・さ・い(OVA)

 89年 2月 ・BE-BOY KIDNAPP'N IDOL(OVA)
 89年 4月 ・アイドル伝説えり子
 89年 9月 ・メガゾーン23 III(OVA)
 89年12月 ・アッセンブル・インサート(OVA)
 90年 4月 ・アイドル天使ようこそようこ
 91年 7月 ・星くずパラダイス(OVA)
 93年 9月 ・アイドル防衛隊ハミングバード(OVA)
 94年 4月 ・超くせになりそう
 94年 8月 ・マクロスプラス(OVA)
 94年10月 ・誕生 ~Debut~(OVA)
 94年12月 ・KEY THE METAL IDOL(OVA)
 95年 9月 ・アイドルプロジェクト(OVA)
        ・銀河お嬢様伝説ユナ(OVA)
 96年 4月 ・こどものおもちゃ
 96年10月 ・超者ライディーン
 98年 2月 ・パーフェクトブルー(映画)
 98年 4月 ・魔法のステージファンシーララ
 01年 5月 ・チャンス ~トライアングルセッション~
 02年 4月 ・満月をさがして
 02年 8月 ・ナースウィッチ小麦ちゃ
         マジカルて(OVA)

 03年 4月 ・マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
        ・妄想科学シリーズ ワンダバスタイル
 04年 9月 ・ナースウィッチ小麦ちゃん
         マジカルてZ(OVA)

 06年 1月 ・LEMON ANGEL PROJECT
 06年 4月 ・きらりん☆レボリューション
 06年10月 ・らぶドル ~Lovely Idol~
 08年 2月 ・THE IDOLM@STER(OVA)
 08年 4月 ・きらりん☆レボリューション STAGE3
        ・マクロスF
 09年 1月 ・WHITE ALBUM
 09年 4月 ・クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!
 09年11月 ・劇場版 マクロスF 虚空歌姫
         ~イツワリノウタヒメ~

 10年 4月 ・ひめチェン!おとぎちっくアイドル
         リルぷりっ

 11年 2月 ・劇場版 マクロスF 恋離飛翼
         ~サヨナラノツバサ~

 11年 4月 ・プリティーリズム・オーロラドリーム
 11年 7月 ・THE IDOLM@STER
        ・うたの☆プリンスさまっ♪
         マジLOVE1000%

 12年 4月 ・AKB0048
        ・プリティーリズム・
         ディアマイフューチャー

 12年10月 ・アイカツ! -アイドルカツドウ!-
        ・バックステージ・アイドル・ストーリー
 13年 1月 ・AKB0048 next stage
        ・ぷちます! -プチ・アイドルマスター
        ・ラブライブ! school idol project
 13年 4月 ・うたの☆プリンスさまっ♪
         マジLOVE2000%

        ・プリティーリズム・レインボーライブ
 13年 6月 ・マジカル☆スター かのん100%(OVA)
 13年10月 ・アイカツ! -アイドルカツドウ!- 第2期
        ・世界でいちばん強くなりたい!
        ・ミス・モノクローム - The Animation -
 14年 1月 ・Wake Up, Girls!(映画、TVシリーズ)
        ・劇場版 THE IDOLM@STER
         輝きの向こう側へ!

        ・地下すぎアイドル あかえちゃん
        ・そにアニ
         -SUPER SONICO THE ANIMATION-

 14年 2月 ・Wonder Momo
 14年 3月 ・劇場版 プリティーリズム・
         オールスターセレクション

 14年 4月 ・ラブライブ! school idol project 第2期
        ・ぷちます! -プチ・アイドルマスター 第2期
 14年 7月 ・少年ハリウッド
        ・幕末Rock
        ・普通の女子校生が
         【ろこどる】やってみた。

        ・フランチェスカ
        ・プリパラ
        ・みならいディーバ
 14年 9月 ・うぇいくあっぷがーるZOO!
 14年10月 ・アイカツ! -アイドルカツドウ!- 第3期
 14年12月 ・劇場版アイカツ!
 15年 1月 ・アイドルマスター
         シンデレラガールズ

        ・少年ハリウッド 第2期
 15年 3月 ・劇場版プリパラ み~んなあつまれ!
         プリズム☆ツアーズ
 15年 4月 ・うたの☆プリンスさまっ♪
         マジLOVEレボリューションズ
        ・にゅるにゅる!!KAKUSENくん 第2期
 15年 6月 ・ラブライブ! The School Idol Movie
 15年 7月 ・アイドルマスター
         シンデレラガールズ 第2期
        ・VENUS PROJECT -CLIMAX-
        ・ミリオンドール
 15年 8月 ・アイカツ!ミュージックアワード
 15年 9月 ・続・劇場版Wake Up, Girls!前編
        ・ミス・モノクローム -The Animation- 2
 15年10月 ・とびだすプリパラ
         み~んなでめざせアイドル☆グランプリ
        ・ミス・モノクローム -The Animation- 3
 15年12月 ・続・劇場版Wake Up, Girls!後編
 16年 1月 ・KING OF PRISM by PrettyRhythm
        ・石膏ボーイズ
        ・ナースウィッチ小麦ちゃんR
 16年 4月 ・アイカツスターズ!
        ・美少女遊戯ユニット クレーンゲール
        ・マクロスΔ
 16年 7月 ・ツキウタ。 THE ANIMATION
        ・B-PROJECT 鼓動*アンビシャス
        ・魔法少女?なりあ☆がーるず
        ・ラブライブ!サンシャイン!!
 16年10月 ・アイドルメモリーズ
        ・うたの☆プリンスさまっ♪
         マジLOVEレジェンドスター
        ・ドリフェス!
        ・美少女遊戯ユニット
         クレーンゲールギャラクシー
 17年 1月 ・アイドル事変
        ・MARGINAL#4 KISSから創造るBig Bang
 17年 4月 ・アイドルタイムプリパラ
        ・シンデレラガールズ劇場 第1期
 17年 6月 ・KING OF PRISM -PRIDE the HERO-
 17年 8月 ・ドリフェス!R
 17年 9月 ・アイドルマスター SideM
 17年10月 ・Wake Up, Girls! 新章
        ・シンデレラガールズ劇場 第2期
        ・TSUKIPRO THE ANIMATION
        ・ラブライブ!サンシャイン!! 第2期
 18年 1月 ・アイドリッシュセブン
 18年 4月 ・アイカツフレンズ!
        ・ウマ娘 プリティーダービー
        ・キラッとプリ☆チャン

 18年 7月 ・音楽少女
        ・シンデレラガールズ劇場 第3期
 未定     ・あんさんぶるスターズ!
        ・ツブ★ドル(OVA)

        ・22/7
        ・B-PROJECT 鼓動*アンビシャス 第2期



タイトル:さすらいの太陽
制作会社:虫プロダクション
監督:勝井千賀雄
キャラクターデザイン:高橋信也
キャスト:峰のぞみ/藤山ジュンコ、香田美紀/平井道子、他
放送局:フジテレビ系
放送期間:1971年4月8日 - 1971年9月30日(全26話)

 年表の最初を飾った1971年放送の『さすらいの太陽』(虫プロ)が気になりました。虫プロのホームページでの紹介では「日本初、芸能界を描いたアイドルアニメ」と銘打たれていまして、実在の歌手である藤圭子さんがこの作品のヒロインのモデルとなったそうです。日本初のアイドルアニメとはどんなものなのか。GyaOで無料配信されていましたので見てみることにしました。虫プロのホームページには「現在の『けいおん!』等に代表される音楽系アニメの礎を築いた作品」ともあったので、期待は否応なく高まったのですが、冒頭のナレーションの「もしもあなたが生まれたときに、よその子供ととりかえられたら…」や、流れる挿入歌の歌詞「15、16、17と、私の人生暗かった…」に

 こんな辛気臭い『けいおん!』があってたまるか!!


と思わずにはいられませんでした。「けいおん!」とは別物の、放課後ドサ回り。なみだ、なみだのお話でしたよ。

 歌手の方が主人公の声を担当されていたので、さすがに歌はうまいです。


タイトル:ピンク・レディー物語 栄光の天使たち
制作会社:東映
監督:田口勝彦、籏野義文、山口秀憲
キャラクターデザイン:聖悠紀、細井雄二、村田四郎
音楽:小野崎孝輔
キャスト:ミー/野村道子、ケイ/堀絢子、おはなし/白石冬美、他
放送局:東京12チャンネル系
放送期間:1978年10月24日 - 1979年6月26日(全35話)

 次のピンク・レディー物語も気になりました。ピンク・レディーといえば、昭和を代表するミーとケイの2人組のアイドル。この2人の声を誰が担当していたのかと調べてみましたら、ミー役が野村道子さん。ケイ役が堀絢子さんでした。野村さんというと、ドラえもんに登場する静香ちゃん(先代)ですね。堀さんはというと、同じく藤子作品の忍者ハットリくんです。しずかちゃんとハットリくんでピンク・レディー。たいへん興味深い。

 ピンク・レディー物語と称しながら、OP・ED曲を担当するのは別グループ。



 いくら作品の事を知らないからと言って、ここまでは酷すぎるアニメ作品紹介となってしまっていますので、ここからは真面目に紹介していきましょう。真面目に。


タイトル:超時空要塞マクロス
制作会社:タツノコプロ・アニメフレンド
監督:石黒昇
キャラクターデザイン:美樹本晴彦
音楽:羽田健太郎
キャスト:一条輝/長谷有洋、リン・ミンメイ/飯島真理、早瀬美沙/土井美加、他
放送局:MBS系
放送期間:1982年10月3日 - 1983年6月26日(全36話)

 『超時空要塞マクロス』、異星人との戦争を描いたロボットアニメで、アイドルが主人公という訳ではありませんが、アイドルが歌う曲が戦争を終わらせる為の重要なファクターとなった作品です。ここで登場するアイドルがリン・ミンメイ。見た目は可愛いものの、ワガママ娘です。劇場版では主人公との悲恋があったものの、自分の役目を見事に果たしたところで物語が終わりましたが、TVシリーズでは伝説のアイドルとなったものの、後に人気が低迷してしまうという、妙にリアルなアイドルの生き様を見せてくれました。彼女のプロデューサーは婚約者でもある従兄のリン・カイフンP。こちらもTVシリーズでは、没落の一途を辿ります。TVシリーズの放送期間延長さえなければ、綺麗に終われたのに…。

 『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』書き込みがとんでもない。変態レベルの作画クオリティです。


タイトル:魔法の天使クリィミーマミ
制作会社:スタジオぴえろ
監督:小林治
キャラクターデザイン:高田明美
音楽:馬飼野康二
キャスト:森沢優/太田貴子、大伴俊夫/水島裕、立花慎悟/井上和彦、他
放送局:日本テレビ系
放送期間:1983年7月1日 - 1984年6月29日(全52話)

 アイドルものとして外せないのが『魔法の天使クリィミーマミ』です。ひょんなことから手に入れた魔法の力で、主人公である10歳の森沢優が16歳のマミに変身。その変身した姿で芸能プロダクションからスカウトされ、芸能活動を始めてしまうというお話でした。魔法というファンタジー要素があるものの、アイドルらしいアイドルが主人公として活躍したアニメとしては、これが最初と言えるかもしれません。

 森沢優役は現役アイドルであった太田貴子さん。マクロスのリンメイと同じく、劇中歌も併せて担当されていました。


タイトル:鎧伝サムライトルーパー
制作会社:サンライズ
監督:池田成、浜津守
キャラクターデザイン:塩山紀生
音楽:戸塚修
キャスト:真田遼/草尾毅、秀麗黄/西村智博、毛利伸/佐々木望、他
放送局:名古屋テレビ
放送期間:1988年4月30日 - 1989年3月4日(全39話)

 昔の作品、マクロスであれ、であれ、どちらも本職の歌手やアイドルの方がアイドル役としてキャスティングされています。ですが、最近の作品ですと声優さんがそのまま担当されることが多くなってきました。これは、声優という仕事の幅が広がったことによるものと思われます。昔であれば、表に立つ仕事があまり無かった声優というお仕事ですが、今では『アイドルマスター』・『ラブライブ!』・『Wake Up, Girls!』の様に、声優さん本人が歌を歌い、ダンスも踊って、ミュージカル俳優並の能力が必要なお仕事となってきました。

 こうした流れの始まりは何だったのかと思い返すと、いろいろと考えられるのですが、今の形に近いものとして考えられるのが、上の年表には掲載していませんが『鎧伝サムライトルーパー』(1988年)ではないかと思います。バトルスーツを着て敵と戦うアクションものの作品であり、アイドルとは全く関係ない作品なのですが、この作品に登場する5人の男性キャラクターの人気があまり凄く、その人気がキャラクターの声を担当していた声優さん達にも波及し、アイドル的な人気を博したということがありました。キャラクターと声優さんを同一視する感覚がこの当時からあったいう訳です。声優さん達(ユニット名:NG5[エヌジーファイブ])によるライブイベントも行われたのですが、とりあえずステージに立つことになってしまった感がありありで、正直言ってパフォーマンスの完成度は…です。しかしながら、声優さん達がキャラクターの分身としてライブイベント等を行う今の流れの源流となったと言えるのではないでしょうか。

 キャラクターはイケメンの若者達ですが、中の人は若者+オジ様でした。


タイトル:アイドル防衛隊ハミングバード
制作会社:葦プロダクション
監督:村山靖
キャラクターデザイン:柳沢まさひで
音楽:見良津健雄
キャスト:取石皐月/三石琴乃、取石神無/玉川紗己子、取石弥生/天野由梨、他
販売元:パイオニアLDC
放送期間:1993年9月1日 - 1995年12月1日(全4巻)

 『アイドル防衛隊ハミングバード』という作品もありました。こちらは女性声優5人のユニットです。こちらも声優さん達がライブ活動されていまして、現在のアイドルアニメの形に似たコンテンツ展開をされていた作品です。この手のコンテンツとしては珍しく、きちんと解散コンサートが渋谷公会堂にて行われました。自然解散ではなく、アイドルものとしてきちんと終わりまで再現したことは非常に興味深い点と言えます。個人的には、取石卯月役の草地章江さんが綺麗な方だったなという印象はあるものの余り詳しくはなく、はまっていた方には色々と思うところがあった作品であろうと思います。

 メンバーであった椎名へきるさんはこの後、アーティスト活動がメインに。現在ではダンガンロンパ等、再びアニメ出演が多くなってきましたね。


タイトル:こどものおもちゃ
制作会社:スタジオぎゃろっぷ
監督:大地丙太郎
キャラクターデザイン:渡辺はじめ
音楽:冨田恵一
キャスト:倉田紗南/小田靜枝、羽山秋人/中崎達也、ばびっと/引田とも子、他
放送局:テレビ東京系
放送期間:1996年4月5日 - 1998年3月27日(全102話)

 声優さんではない方がアイドルを演じるパターンは、1990年以降も引き続き見受けられます。『こどものおもちゃ』、アイドルというよりも子役タレントを主役としたアニメですが、その主役である倉田紗南役をラジオDJの小田靜枝さんが担当されていました。本職の声優さんではないものの、本職の声優さんに負けない、生き生きとした演技をされていて、声優さんを起用しないパターンで一番うまくいったケースなのではないかと思います。

 アニメ版オジリナルストーリーでは3人組のアイドルユニット『少六隊』が登場。このユニットのメンバーである綾乃花丸小路智美役は元アイドルの西村知美さん。


タイトル:魔法のステージファンシーララ
制作会社:スタジオぴえろ
監督:大森貴弘
キャラクターデザイン:高田明美
音楽:大島ミチル
キャスト:篠原みほ/大森玲子、篠原真実子/榊原良子、不思議さん/大林隆之介、他
放送局:テレビ大阪
放送期間:1998年4月5日 - 1998年9月27日(全26話)

 『魔法のステージファンシーララ』、あの『魔法の天使クリィミーマミ』の流れを組む作品です。あまり知られていない作品かもしれませんが、主人公がアイドルとして成長していく過程を丁寧に描いていて好感が持てる作品です。主人公の篠原みほ役を演じたのは、当時ホリプロ所属であった大森玲子さん。後に、アイカツやアイマスでホリプロ所属の声優さんが活躍する事になるとは不思議なものです。

 篠原みほ役の大森玲子さんはこの当時若干14歳の中学生。華麗なる成長でララに変身、でも声は全く変わらないのでとてもアンバランス。


タイトル:きらりん☆レボリューション
制作会社:SynergySP、G&G ENTERTAINMENT
監督:奥脇雅晴、ふじもとよしたか
キャラクターデザイン:長森佳容、島崎知美、萩原祥子
音楽:bice、酒井陽一
キャスト:月島きらり/久住小春、風真宙人/陶山章央、日渡星司/保志総一朗、他
放送局:テレビ東京系
放送期間:2006年4月7日 - 2009年3月27日(全153話)

 『きらりん☆レボリューション』では、あのモーニング娘。第7期追加メンバーである久住小春さんが月島きらり役を演じられていました。3期にあたるSTAGE3では、何故だかフル3Dアニメーションになったのですが、3Dアニメーションにも作画崩壊が起こるのかと度胆を抜かれました。放送は3年間続いて全153話。当時としてはアイドルアニメの中で一番長く続いたシリーズであったのですが、現在放送中の『プリパラ(プリティーリズムシリーズ)』や『アイカツ!』が3年以上続いています。それにしましても、同時期に2タイトルのアイドルアニメが長きにわたって続いているのは凄い話です。それぞれ同じようなアーケードゲーム展開をしているだけに、見えないところで壮絶な戦いを繰り広げているのでは。それが切磋琢磨する関係性となり、両タイトル共に続いている要因なのかもしれません。

 歌の上手い下手はさておき、アイドルアイドルした可愛い曲でした。作曲は織田哲郎さん。実はクリィミーマミにも楽曲提供していました。TETSUの多芸さに思わずむせてしまいます。


タイトル:マクロスF(マクロスフロンティア)
制作会社:サテライト
総監督:河森正治
監督:菊地康仁
キャラクターデザイン:江端里沙、高橋裕一
音楽:菅野よう子
キャスト:早乙女アルト/中村悠一、シェリル・ノーム/遠藤綾、ランカ・リー/中島愛、他
放送局:MBS系
放送期間:2008年4月3日 - 2008年9月25日(全25話)

 『マクロスF』では、アイドルというよりもシンガーであるシェリル・ノームと、アイドル歌手を目指すランカ・リーといった異なるタイプのアイドルが登場。この作品のキャスティングは変則的で、シェリル・ノームを演じたのは遠藤綾さんで、歌についてはMay'nさんが担当。ランカ・リーについては、演じるのも歌うのも、この作品のオーディションでデビューした中島愛さんが担当しました。イメージ的には、声優と歌手を別々の担当者としていたマクロス7と旧マクロスを掛け合わしたような恰好でしょうか。キャラクターの特性に合わせた形のキャスティングをされていて、非常に面白い試みだと思いました。

 実は、マクロスFについては初回を見損ねたまま、今まで一度も見ていません。何か機会があれば是非見たいと思います!(一生見ないパターン)


タイトル:うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%
制作会社:A-1 Pictures
監督:紅優
キャラクターデザイン:森光恵
音楽:Elements Garden
キャスト:七海春歌/沢城みゆき、一十木音也/寺島拓篤、一ノ瀬トキヤ/宮野真守、他
放送局:TOKYO MX他
放送期間:2011年7月2日 - 2011年9月24日(全13話)

 さてさて、ここまで長かったですが、ここにきてようやく最近のアイドルアニメについてです。2011年以降を見てみますと、『プリティーリズム』・『アイドルマスター』・『うたの☆プリンスさまっ♪』・『AKB0048』・『ラブライブ!』・『アイカツ!』・「Wake Up, Girls!」等、ここ2、3年に集中してアイドルアニメが放送されているのがよく分かります。それでいて、それぞれの作品にファンが付いているというのも面白い点です。女児向けのアーケードゲームでありながら、お兄さんお姉さんにも支持されている『プリパラ(プリティーリズムシリーズ)』と『アイカツ!』、アイドルのプロとアマの違いはあれど、同じ様なコンテンツ展開を行っている『アイドルマスター』と『ラブライブ!』、リアルアイドル、ローカルアイドルを題材にした『Wake Up, Girls!』と『普通の女子高生が【ろこどる】やってみた』。客観的な見方をしますと正直言いまして似たようなコンテンツ同士なのですが、実際見てみるとそれぞれ特色が違うことで共存が出来ているという点は興味深いところです。そんな中を、男性アイドルユニットが活躍する『うたの☆プリンスさまっ♪』が、音楽CDやアニメBDが大ヒットし、勢いを見せています。

 うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%の主題歌『オルフェ』。空耳コメントのせいで、宮野さんがヘンテコな曲を歌っている様にしか聴こえません。


タイトル:少年ハリウッド -HOLLY STAGE FOR 49-
制作会社:ZEXCS 監督:黒柳トシマサ
キャラクターデザイン:土屋圭
音楽:林哲司
キャスト:風見颯/逢坂良太、甘木生馬/柿原徹也、シャチョウ/浪川大輔、他
放送局:TOKYO MX他
放送期間:2014年7月5日 - 2014年9月27日

 最後にもう1つの男性アイドルアニメに少し触れておこうと思います。劇場『ハリウッド東京』を拠点に活動している『少年ハリウッド』という男性アイドルユニットのお話。表面上はアイドル活動をバカバカしくも面白く描きながらも、きちんと本質を伝える脚本が実に良い作品です。自分自身が男性なので、男性アイドルに対してカッコイイとかカワイイという感情は湧いてこないのですが、アイドルとして、人間としての成長過程がじっくり描かれていますのでヒューマンドラマとして楽しめました。アイドルアニメが乱立する中で、アニメーションや脚本が丁寧な作りで好感が持てます。

 アイドルアニメは、どう特色を出していくかということと、アイドルものとして『応援』したくなる作品作りが重要になるかと思われます。今後も『ラブライブ!サンシャイン!!』・『あんさんぶるスターズ!』等、アイドルアニメの放送が予定されていますが、作品ごとにどういったポジションをとるのか注目して見ていきたいと思います。

 

 せっかく丁寧な作りをされているのに、上っ面だけで判断されてしまうのはあまりにも惜しい作品。