輝きが向こう側へ!

輝きが向こう側へ!

思いついたことをそのまま記事にしている何の脈略もないブログです。アニメやゲームの感想等を掲載。

【ネタバレ・感想】1本の映画として成立した第2期の再構成版『劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~』

 2007年6月4日に京都で開催された「『響け!ユーフォニアム2』スペシャルトークイベント~1・2年生合同!宇治でお祭りフェスティバル~」。このイベントにて、映画3作品の公開が発表。この発表はサプライズで行われ、黄前久美子役の黒沢ともよさんは、スクリーンの映像を観ながら感動のあまり膝から崩れ落ちていました。こんな劇的な感動の仕方が現実にあるのかと思った日からから4ヶ月が経過。TVシリーズ2期を基に再構成された『劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~』を舞台挨拶付上映で観覧しました。


タイトル:劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~
総監督:石原立也 監督:小川太一 脚本:花田十輝 音楽:松田彬人
キャラクターデザイン:池田晶子 シリーズ演出:山田尚子 
キャスト:黄前久美子/黒沢ともよ、田中あすか/寿美菜子 他
配給:松竹 公開日:2017年9月30日 上映時間:1時間45分 

『劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~』 オリジナルサウンドトラック「The only melody」

『劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~』 オリジナルサウンドトラック「The only melody」

  • アーティスト: 松田彬人,TRUE,フレッシュマン・ウインド・アンサンブル2014,唐沢美帆
  • 出版社/メーカー: ランティス
  • 発売日: 2017/09/27
  • メディア: CD
  • この商品を含むブログ (1件) を見る
 

吹奏楽コンクール全国大会出場を控えた北宇治高校吹奏楽部。秋の涼しげな気配が近づいた頃、3 年生の田中あすかの退部話が持ち上がる。皆が頼りにしているあすかの思いがけない話に、部員たちの間で動揺が広がる中、彼女と同じくユーフォニアムを担当する1年生の久美子はある行動に出る。

MovieWalker

 



最近の流行であるフォトセッション

 本編が始まる前にフォトセッションムービーが流れました。これは指定された場面のみ写真撮影OK・SNS等での投稿OKというもので、そのことの説明映像なのでした。自分が観たのは2年生組が登場する映像で、上映周ごとにそれぞれ違う場面が撮影できるようでした。こういったフォトセッションがあるのは最近の流行のようで、宣伝効果が期待できるのですかね。

f:id:huurai0:20171016113811j:plain




1本の映画として成立した第2期の再構成版

 前作がTVシリーズ第1期の再構成版で今作は第2期の内容となるのですが、前作が第1期全体を踏襲した内容だったのに比べて、今作ではかなり焦点が絞られた内容となっていました。第2期の序盤、鎧塚みぞれと傘木希美との関係性を描いた流れをバッサリカット。(映画2作目が彼女らの話なので、その為のカットと思われる)終盤の田中あすかの退部話と、前作ではバッサリカットされていた黄前久美子の姉、麻美子との関係性に焦点が。ですので、前作から今作に続いた内容ではなく、あくまで、それぞれのTVシリーズの根幹となす内容を映画化したものとなっていました。前作がTVシリーズのおさらい的な内容であるのに対して、今作は1本の映画としてしっくりした作り。追加シーンとして、あすかの幼少期のエピソードを挟み、より焦点がクッキリした内容に。第2期を観ていなくても楽しめるのではないでしょうか。


劇場で観る最大のメリットは

 前作同様の話になるのですが、長尺になったことで演奏シーンに尺が使えるようになり、さらには劇場ならではのサラウンドでそれが楽しめます。この作品を劇場で観る最大のメリットはここにあります。さらには、再アフレコが行われていますので、ストーリーを熟知した上での演技も見所でしょう。そもそもこの作品は、黒沢さんを主軸とした座組がとても良いので、その再演が楽しめるのもまた大きい。熱演となった、久美子とあすかの掛け合いを再び観るために劇場に足を運んだと言っても過言ではないでしょう。


 かつて第1期第1話が先行上映された地での舞台挨拶

 上映後の舞台挨拶には学制服姿の、黄前久美子役黒沢ともよさん、加藤葉月役朝井彩加さん、川島緑輝役豊田萌絵さん、高坂麗奈役安済知佳さん、そして、小川太一監督の5名が登壇。総監督である石原立也さんがいかにも監督といった感じであったのに対して、小川監督は男性声優さんが来たのかなと思うほど若々しい印象でした。MOVIX京都での舞台挨拶でしたが、この劇場がTVシリーズ第1期第1話の先行上映をした場所。あの頃は皆さんが会って間もない頃でよそよそしかったそうです。その先行上映に来られていた方がいるのかと手を上げて貰っていたのですが、何人か手を上げられていました。その頃からずっと追いかけ続けている方がいるとは凄いものです。

 京都での舞台挨拶ということで、劇中の舞台でもあるのでその話題に。監督からは、通勤でいつも通っていた交差点が劇中に登場しているということや、安済さんからは、大吉山にまだ行った事が無いので行ってみたいという話題が挙がりました。大吉山は現在、夜間に登れなくなっているのですが、撮影として市の職員さんと一緒であれば問題ないのではないかという話に。さらに話が飛躍し、 久美子たちが通う学校のモデルとなった菟道高校にも行ってみたいという話になったのですが、現役の高校生がいる中で制服姿はきついのではないかとの懸念が。この時に監督が「きつい…」とマイクオフでつぶやいてしまうのでした。

 舞台挨拶でありながら、ラジオ番組みたくコーナーが。ボックスからキャラクター名が記載された紙を引いて、そのキャラクターの未来予想をするというコーナー。黄前久美子と吉川優子の未来予想をすることになったのですが、久美子については母親と同じ道を進みそうだと、女性ならではのリアルな未来予想が展開されたのでした。


そして、次の曲が始まるのです

 この舞台挨拶でも宣伝されていましたが、10月22日にロームシアター京都にて『「響け!ユーフォニアム」公式吹奏楽コンサート~北宇治高校吹奏楽部 第2回定期演奏会~』が開催予定。(当時は夜の部のチケットが余っていたものの現在は完売)その後も劇場版2作品が公開予定ですので、これからも『次の曲』が聴き続けられそうです。特に、1年生組が2年生になった後を1本の映画として、どう描くのかが気になるところ。新部長となるデカリボン先輩の大活躍に期待です!(そこ??)