輝きが向こう側へ!

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思いついたことをそのまま記事にしている何の脈略もないブログです。アニメやゲームの感想等を掲載。

【ライブレポート】タイムカプセルをいつの間にか発掘させられていた『林原めぐみ 1st LIVE -あなたに会いに来て-』

■イベント詳細


 林原めぐみ 1st LIVE -あなたに会いに来て-
  開催日:2017/06/11 開場17:00 開演18:30
  会 場:中野サンプラザ(東京都) 料金:7,000円
  出演者:林原めぐみ

 
出演者感想まとめ


■今になってまさかの1stライブ

 林原めぐみさん、歌手デビューからうん十年。今になってまさかの1stライブ。会場は中野サンプラザ。応募者殺到のこのライブのチケットが何故だか手に入りましたので、中野へとやってきました。同日、ライブイベント前にラジオ番組の公開録音イベントが開催されている中、物販でパンフレットを購入。13時過ぎでしたが、並ぶことなく手に入れることができました。

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 開場から開演までの時間が1時間30分。本人確認がしっかりと行われるということで、2,000人級のキャパの会場にしては長い時間が確保されていました。自分は早めに入場したのですが、年齢層の高さからか開演前は、クラシックコンサートか早見沙織さんのライブイベントぐらいの静けさ。警備員が数多くいましたが、その必要はなかった様子。自分の席はステージから少し離れた1階席中央付近。ほどよい距離で有り難かったでした。

 ステージ上を見てみますと、これからライブを行うとは思えないほど、素っ気無い黒パネルが大小いくつか置かれているだけという、まだ準備中なんじゃないかと見紛う状況。公演中には、これがどうなるのかと逆に期待が膨らみました。


■セットリスト(全20曲)

 M01:夢を抱きしめて
    (『魔法のプリンセス ミンキーモモ 夢を抱きしめて』OP2)

    夢を抱きしめて(1992/06/24)より
    作詞:渡辺なつみ 作曲:岡崎律子 編曲:西脇辰弥

 M02:好きより大好きミンキースマイル!
    (『魔法のプリンセス ミンキーモモ 夢を抱きしめて』ED2)

    夢を抱きしめて(1992/06/24)より
    作詞:渡辺なつみ 作曲:岡崎律子 編曲:西脇辰弥

 M03:約束
    (『魔法のプリンセス ミンキーモモ 夢を抱きしめて』最終話ED)

    MINKY MOMO LOVE STAGE(1993/03/05)より
    作詞・作曲:岡崎律子 編曲:長谷川智樹


 M04:Successful Mission(『セイバーマリオネットJ』OP)
    Successful Mission(1996/10/23)より
    作詞:MEGUMI 作曲:佐藤英敏 作曲:矢吹俊郎

 M05:hesitation(『またまたセイバーマリオネットJ』ED1/OP2)
    VINTAGE A(2000/06/21)より
    作詞:MEGUMI 作曲・編曲:矢吹俊郎

 M06:I'll be there(『セイバーマリオネットJ』ED)
    Successful Mission(1996/10/23)より
    作詞:MEGUMI 作曲:佐藤英敏 編曲:添田啓二


 M07:私にハッピーバースデイ(OVA『万能文化猫娘』OP1)
    Perfume(1992/08/05)より
    作詞:松葉美保 作曲:佐藤英敏 編曲:Vink

 M08:幸せは小さなつみかさね(OVA『万能文化猫娘DASH!』ED)
    A HOUSE CAT(1998/08/04)より
    作詞・作曲:MEGUMI 編曲:岩本正樹

 M09:Fine colorday(『万能文化猫娘』OP)
    Fine colorday(1998/02/04)より
    作詞:MEGUMI 作曲:佐藤英敏 編曲:添田啓二


 M10:Over soul(『シャーマンキング』OP1)
    Over soul(2001/08/29)より
    作詞:MEGUMI 作曲・編曲:たかはしごう

 M11:trust you(『シャーマンキング』ED1)
    Over soul(2001/08/29)より
    作詞:MEGUMI 作曲・編曲:たかはしごう

 M12:恐山ル・ヴォワール(ニコニコ動画投稿曲)
    非売品CDより
    作詞:武井宏之 作曲・編曲:かぴたろう


 M13:今際の死神(『昭和元禄落語心中』OP2)
    今際の死神(2017/02/22)より
    作詞・作曲:椎名林檎 編曲:斎藤ネコ

 M14:薄ら氷心中(『昭和元禄落語心中』OP1)
    薄ら氷心中(2016/02/03)より
    作詞・作曲:椎名林檎 編曲:椎名林檎、村田陽一

 
 M15:For フルーツバスケット for Youth(『フルーツバスケット』OP)
    with you(2017/05/03)より
    作詞・作曲:岡崎律子 編曲:十川ともじ

 M16:Luckey & Happy(『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』ED)
    with you(2017/05/03)より
    作詞・作曲:岡崎律子 編曲:たかはしごう

 M17:はじまりはここから(『ラブひな』最終話ED)
    with you(2017/05/03)より
    作詞・作曲:岡崎律子 編曲:十川知司

 M18:青空
    with you(2017/05/03)より
    作詞・作曲:岡崎律子 編曲:長谷川智樹


 E01:Give a reason→Plenty of grit→Front breaking(スレイヤーズメドレー)

 E02:JUST BEGUN(『スレイヤーズEVOLUTION-R』最終回ED)
    CHOICE(2010/07/21)より
    作詞・作曲:MEGUMI 編曲:たかはしごう


 開演して聴こえてきたのは波の音。しばらくして聞こえてきたのはモモの声。通称海モモと呼ばれた『魔法のプリンセス ミンキーモモ 夢を抱きしめて』の主人公、夢の国マリンナーサのお姫様モモ。世界に夢と希望がなくなってしまい、魔法の力を失いながらも人間界に残った女の子。そんな彼女をこの会場に呼ぼうとする林原さんとの手紙でのやり取り。25年、四半世紀を経た今、2人の声を聞いて思わず涙目に。どれだけの時をさかのぼれというのか。1曲目は『夢を抱きしめて』。衣装は各ブロックごと、演じてこられたキャラクターをモチーフとしたものでした。3曲目『約束』では、マイクスタンドが2本、そして、それぞれスポットライトが当てられました。左側には林原さん。右側には誰もいません。林原さんが歌い、モモが歌う。「あなたになら見えるでしょ?」と言わんばかりの演出。モモとアイコンタクトをする林原さんを見て、確かにその場所で歌っているのだと実感しました。

 林原さんが何も言わずに降壇したあと、天井からスクリーンが下りてきて始まったのが、サンドパフォーマンス。パフォーマーの方が、砂で描いた絵を次々に別の絵変化させていくといったものです。このライブパフォーマンスに乗せて始まったのが、ライム、チェリー(CV:白鳥由里)、ブラッドベリー(CV:平松晶子)の会話。(休業中である小樽役の今井由香さんがいなかったのは致し方なし)『セイバーマリオネット』だと!?またもや遠い記憶を辿ることに。この面々も林原さんに呼ばれたようで、富士の景色からビルの町並みへと、砂の絵が変化していく流れとともに会場へと向かうのでした。そして、ライムのあの帽子をかぶった林原さんが再登場しての『Successful Mission』、見るものを殺す気か!

 次のブロックでは何が起こるのかと見ていましたら、ステージ上に置かれたラジオから流れてきた「熱血電波倶楽部!」のタイトルコール。その昔、東京ブギーナイトの後半パートで流れていたラジオドラマ枠のタイトルです。これには懐かしさのあまり笑い声が聞こえてきましたが、これを分かる人が会場にどれだけいたのやら。続いて登場したアイテムは、天井から吊るされた自転車。この自転車に乗っている(乗っていた)のはヌクヌク。『熱血電波倶楽部』でも放送されていた『万能文化猫娘』です。自転車で爆走。まもなく、自転車は大破。宙に吊るされていた自転車は天に召されてしまったのでした。このブロックで歌われた『私にハッピーバースデイ』はコール曲なのですが、今になってこの曲にコールを入れることになるとは人生分からないものです。

 スクリーンに実写映像が。映し出されたのは中野ブロードウェイから中野サンプラザへ向かう映像でした。アンナと葉(CV:佐藤ようこ)もまた呼ばれた様子。ここにきての『シャーマンキング』。やっとのこと対象年齢が若干下がりました。アンナに、声変わりしたんじゃないかと言われてしまう葉が、声の調整をし出すというメタな内容。キャラクターたちも同じ時を経ているのではないかという、またもやメタな内容が挟まれていましたが、そういう考え方もあるのかなと。そう考えますと声変わりも、やむなし?このブロックではまさかの『恐山ル・ヴォワール』を歌唱。林原さん本人が歌ってみたということでニコニコ動画投稿され、話題となったこの曲。『シャーマンキング』の原作エピソードを歌にしているだけに、原作ファンにはたまらないものがあったのでは。

 太鼓の音が静かに、時に早々と鳴り響く中、灯篭の様なライトが姿を現しました。しばらくして、段差がある高台に白い着物の林原さんが登場。アンニュイに『今際の死神』を歌い上げました。次の曲『薄ら氷心中』では早着替えして、衣装をスパンコールのドレスにチェンジ。『昭和元禄落語心中』では芸者のみよ吉を演じられていましたが、その延長線上で、歌い、演じている。このブロックのみならず、どのブロックでもそう。声優だからこそできる、その作品、その役柄でのパフォーマンスをされていました。

 スクリーンに映像には「Dear 岡崎律子」。岡崎さんに宛てた手紙が読まれました。映像として、岡崎さんが書かれた林原さんに宛てた曲の譜面や歌詞、仮歌が入っているであろうMDやカセットテープのケースが映し出され、文字だけなのに人柄が偲ばれました。「泣きたいときにはちゃんと泣きます。涙は大切に使います」と林原さんから岡崎さんに宛てたメッセージ。13年経ってようやく岡崎さんのことを公の場で語れるようになったと。確かに、当時はあまり語られなかった記憶があります。歌われた曲は『For フルーツバスケット for Youth』。笑顔で歌われている姿を見て、歌い継いでくれる人がいることはその曲にとって幸せだなと感じました。岡崎さんのコーラスが入っているような気がしたのですが、よくよく聴いてみると気のせい。過去の思い出が勝手に歌声を再生してしまうみたいです。歌い終わりで、すぐに次の曲へ行くかと思いきや、ようやくここでMCパートへ。番組の公開録音イベントでたくさん話したので、まあいいかと茶化されていましたが、ここは林原として出るからということでのMCパートに。今回のライブについて触れられ、世間を騒がしたという話になり、「五十路で1stライブだっていいじゃない!」と一言。あの『Thirty』を歌っていた人がもうそうですか。ライブを観ている側にとって観れば年齢なんて感じさせないパワフルなパフォーマンスに変わらない歌声。「10年後の私にはあんまり無理をしないで」と歌われていたのに、「20年後の私にはやっぱり無理をしてみて」になるとは不思議なものです。

 最後の曲『青空』は、スクリーンに軍艦島で空撮された映像を流しながら披露されました。映像の中には岡崎さんが住んでいた建物も。風化した建物とは対照的に緑が広がっていて、誰もいなくなった寂しい島というイメージだけではないのだなと感じられました。歌の途中で林原さんが降壇。岡崎さんの歌声が流れ、天から羽が舞い落ちました。たくさんの羽が舞っているところが光に照らされる様子に、その場に彼女がいるのではないかと思えたのでした。

 拍手が会場内に鳴り響く中、「本日の公演は全て終了しました」のアナウンス。通常、このアナウンスが入った場合、アンコールはないのだなと諦めてしまうのですが、「ちょっと待ったああああ!!!」と、そのアナウンスに割り込んでしまうリナ・インバースの声。「終わったなら、また始めればいいのよ!!!」という無茶苦茶な理屈でアンコールを煽り始め、ここで会場が初めてアンコールを。これをうけて、ステージから大きな爆発音が鳴り、銀テープが発射され、客席側の通路からマントを羽織った林原さんが登場しました。『Give a reason』が流れ始める中、ステージに上がる前に歌が始まってしまい、歌に入れないハプニングが。それでも、客席側からの合唱で繋いで、改めて歌に入るといった流れ。アンコール1曲目はスレイヤーズメドレーが歌われました。せっかくしみじみ終わったのに、一転してのこのお祭り騒ぎ。林原さんは岡崎さんの墓前で断りを入れたとのことでしたが、むしろ楽しんでくれていたのでは。

 2年前のKING SUPER LIVE 2015でも歌われた『JUST BEGUN』がアンコール最後の曲。ハート型の紙飛行機が数多く宙に舞っていました。帰りの新幹線の時間が差し迫っていましたので、歌終わりにすぐさま退場することに。足早に階段を上り出口の扉に手をかける寸前の所で、林原さんからのメッセージが始まりました。これを聞かずには帰れないと、その場で立ちすくみながら聞いていましたら、このライブのネタバラシが。実はライブ中、作品名もキャラクター名も一切、言葉として出ていないのです。これは、見る者のそれぞれの記憶に委ねられていたということ。林原さんが演じてこられたキャラクターたちが林原さんに会いに来たように、そのキャラクターたちを見ていた、かつての君、過去の自分に会いに来たライブでした。いや、ライブと称しながら、一般的なライブとは全く別物のイベント。なんせ、タイムカプセルをいつの間にか発掘させられていたのですから。林原さんにまんまとやられた、裏テーマ『不親切』なライブ?イベントでした。

 思えば、この時までライブイベントをしてこられなかったのは、アニメ雑誌1冊買うのがやっとで、表紙で選ぶか記事で選ぶのかを迷っていた、かつて中学生ぐらいであった君たちを待っていてくれたからなのかもしれません。本人的には単にやりたくなかっただけかもしれませんが…。まあ、それは置いておくとして。歌う曲が残り少ないと話されたときに、客席からの「えええええええ!!!」のテンプレな反応に、「そう言うって、知ってたー!!!」と返す林原さん。変わらないなと。変わらずに待っていてくれていたんだなと。9月にWOWOWでこの日の模様が放送されるとのことですので、来られなかった方もお楽しみに。

【ライブレポート】シークレットゲストも登場『アニュータライブ2017「あにゅパ!!」』

■イベント詳細


 アニュータライブ2017「あにゅパ!!」
  開催日:2017/05/13 開場17:00 開演18:00
  会 場:代々木競技場第1体育館(東京都) 料金:7,900円
  出演者:AqoursALI PROJECTWake Up, Girls!、May'n
      <シークレットゲスト>
       きただにひろし富永TOMMY弘明

 
出演者感想まとめ


■WUGとAqoursが出演する滅多にない機会

 今年の3月からサービスがスタートしたアニソン定額配信サービス『ANiUTa』。このサービス開始を記念したライブイベント『あにゅパ!!』が開催。WUGとAqoursが出演するという滅多にない機会でしたので参加してみることに。チケットは『ANiUTa』会員限定の最速先行で手に入れたもののスタンド席でした。残念。

 雨が降る中、会場内へ。前方ステージ付近のスタンド席にはシートがかけられていました。当日開催された競合イベントの影響からか、席を埋めるのは難しかった模様。

 開演前にはオープニングDJが行われ、ANiUTaで配信されている楽曲が会場内で流れていました。この曲に乗せられて、オタ芸を披露されている方が会場内を見渡すとチラホラ。アリーナ席とスタンド席とで、共鳴するようにオタ芸をしあうあの流れは一体。最後の1曲として『きっと青春がきこえる』が会場内に響き渡り、大盛り上がりに。客層に合わしたシメでした。


■セットリスト(全25曲)

 M01:キミシニタモウコトナカレ(『シャングリ・ラ』OP)
    キミシニタモウコトナカレ(2009/05/06)より
    作詞:岩里祐穂 作曲・編曲:本間昭光
    歌:May'n

 M02:ViViD(『ブラッドラッド』OP1)
    ViViD(2013/07/24)より
    作詞:藤林聖子 作曲:秋田博之 編曲:CHOKKAKU
    歌:May'n

 M03:ノーザンクロス(『マクロスF』ED2)
    ライオン(2008/08/20)より
    作詞:岩里祐穂Gabriela Robin 作曲・編曲:菅野よう子
    歌:May'n

 M04:Belief(『タブー・タトゥー』OP)
    Belief(2016/08/24)より
    作詞:空谷泉身 作曲:KENT/TOMOYA 作曲:高橋浩一郎
    歌:May'n

 M05:ダイアモンド クレバス(『マクロスF』ED1)
    ダイアモンド クレバス/射手座 午後九時 Don't be late(2008/05/08)より
    作詞:hal 作曲・編曲:菅野よう子
    歌:May'n

 M06:7 Girls War(『Wake Up, Girls!』OP)
    7 Girls War(2014/02/26)より
    作詞:辛矢凡 作曲:神前暁田中秀和 編曲:田中秀和
    歌:Wake Up, Girls!

 M07:少女交響曲(『Wake Up, Girls! 青春の影』主題歌)
    少女交響曲(2015/08/26)より
    作詞:辛矢凡 作曲・編曲:田中秀和
    歌:Wake Up, Girls!

 M08:Beyond the Bottom(『Wake Up, Girls! Beyond the Bottom』主題歌)
    Beyond the Bottom(2015/12/09)より
    作詞:辛矢凡 作曲・編曲:田中秀和
    歌:Wake Up, Girls!

 M09:恋?で愛?で暴君です!(『恋愛暴君』OP)
    恋?で愛?で暴君です!(2017/05/24)より
    作詞:畑亜貴 作曲・編曲:田中秀和
    歌:Wake Up, Girls!

 M10:タチアガレ!(『Wake Up, Girls! 7人のアイドル』主題歌)
    Wake Up, Best(2015/03/18)より
    作詞:畑亜貴 作曲・編曲:田中秀和
    歌:Wake Up, Girls!

 M11:海色(『艦隊これくしょん -艦これ-』OP)
    海色(2015/02/18)より
    作詞:minatoku 作曲・編曲:WEST GROUND
    歌:May'n

 M12:魅惑劇(『あんさんぶるスターズ!』ユニットソング)
    ユニットソングCD 2ndシリーズ Vol.07 Valkyrie(2016/12/21)より
    作詞:宝野アリカ 作曲・編曲:片倉三起也
    歌:ALI PROJECT

 M13:ようこそジャパリパークへ(『けものフレンズ』OP)
    ようこそジャパリパークへ(2017/02/08)より
    作詞・作曲・編曲:大石昌良
    歌:Wake Up, Girls!

 M14:ジョジョ~その血の運命~(『ジョジョの奇妙な冒険』OP1)
    ジョジョ~その血の運命~(2012/11/21)より
    作詞:藤林聖子 作曲:田中公平 編曲:大谷幸
    歌:富永TOMMY弘明
 
 M15:ウィーゴー!(『ワンピース』OP15)
    ウィーゴー!(2011/11/16)より
    作詞:藤林聖子 作曲:田中公平 編曲:根岸貴幸
    歌:きただにひろし

 M16:ウィーアー! for the new world(『ワンピース』#516挿入歌)
    ウィーゴー!(2011/11/16)より
    作詞:藤林聖子 作曲:田中公平 編曲:根岸貴幸
    歌:きただにひろし

 M17:青空Jumping Heart(『ラブライブ!サンシャイン!!』OP)
    青空Jumping Heart(2016/07/20)より
    作詞:畑亜貴 作曲:伊藤賢、光増ハジメ 編曲:EFFY
    歌:Aqours

 M18:君の心は輝いてるかい?(『ラブライブ!サンシャイン!!』1stシングル)
    君の心は輝いてるかい?(2015/10/07)より
    作詞:畑亜貴 作曲:光増ハジメ 編曲:EFFY
    歌:Aqours

 M19:恋になりたいAQUARIUM(『ラブライブ!サンシャイン!!』2ndシングル)
    恋になりたいAQUARIUM(2016/04/27)より
    作詞:畑亜貴 作曲:佐々倉有吾 編曲:渡辺和紀
    歌:Aqours

 M20:MIRAI TICKET(『ラブライブ!サンシャイン!!』#13挿入歌)
    想いよひとつになれ/MIRAI TICKET(2016/11/09)より
    作詞:畑亜貴 作曲・編曲:EFFY
    歌:Aqours

 M21:コッペリアの柩(『ノワール』OP)
    コッペリアの柩(2001/05/23)より
    作詞:宝野アリカ 作曲・編曲:片倉三起也
    歌:ALI PROJECT

 M22:勇侠青春謳(『コードギアス 反逆のルルーシュ』ED1)
    勇侠青春謳(2006/10/25)より
    作詞:宝野アリカ 作曲・編曲:片倉三起也
    歌:ALI PROJECT

 M23:聖少女領域(『ローゼンメイデントロイメント』OP)
    聖少女領域(2005/10/26)より
    作詞:宝野アリカ 作曲・編曲:片倉三起也
    歌:ALI PROJECT

 M24:暗黒天国(『かみちゃまかりん』OP)
    暗黒天国(2007/05/23)より
    作詞:宝野アリカ 作曲・編曲:片倉三起也
    歌:ALI PROJECT

 M25:裸々イヴ新世紀(『宇宙をかける少女』OP)
    裸々イヴ新世紀(2009/01/21)より
    作詞:宝野アリカ 作曲・編曲:片倉三起也
    歌:ALI PROJECT


 May'nさん(5曲)→Wake Up, Girls!(5曲)→特別企画(6曲)→Aqours(4曲)→ALI PROJECT(5曲)という流れでした。アニソンライブイベントということで、スクリーン上にはアニメのオープニング・エンディング・本編映像が。様々なアニソンが歌われ、映像使用料のことを考えますと、制作会社がバラバラな中、よく頑張ったなと勝手に裏事情を察したのでした。

 トップを飾ったのはMay'nさん。『マクロスF』TVシリーズ第20話『ダイヤモンド クレバス』での印象的なシーンがスクリーンに流れている中での生歌。そして、生バンド演奏。リアルタイムでの映像と挿入歌の融合でシーンを盛り上げてしまう、数あるアニソンライブの中でも、なかなか無い試み。なんと贅沢なことか。『マクロスF』を観ていましたら号泣間違い無しだった事でしょう。(観てないんかい!)男性ダンサーを伴うダンサブルな曲から、それこそ『ダイヤモンド クレバス』のような歌い上げる曲まで披露され、May'nさんの出番が終了した時点で既にライブのフィナーレかと思うぐらいの満足感がありました。

 WUGは恋愛暴君の衣装で登場。立て続けに5曲を披露していく姿には頼もしさを感じました。恋愛暴君の主題歌をライブで聴くのはこれが初。別作品のタイアップ曲であり、畑亜貴さん作詞。現代におけるアニソンアニソンしたアニソンでもありますので、こういった今までと異なる曲が挟めるようになったのは今後の強みになるのではないかと感じました。MCでは「名前だけでも覚えて帰ってください」と漫才師の常套句を連発。アウェーの空気を感じていたのかもしれません。イベント後、WUG関連の曲のダウンロード数が上昇。皆さんの記憶に残ってくれたようで、なにより。

 ここからは特別企画『ANiUTaプレミアム』。May'nさんによる『海色』のカバーからスタート。艦これのオープニングの曲なのですが、自分は観ていなかったので普通にMay'nさんの曲かと勘違い。続いて、ALI PROJECTによる『魅惑劇』。こちらはあんスタの曲でセルフカバー。近くにいた女の子が喜んでいました。元々男性が歌っている曲を女性が歌うとどうなるのかと思っていたのですが、正しくALI PROJECTの曲といった感じで、なんの違和感もなかったのでした。3曲目は大盛り上がりとなったWUGによる『ようこそジャパリパークへ』。ANiUTaで常に上位の曲。かつて『うぇいくあっぷがーるZOO!』という各キャラクターがアニマルになったスピンオフアニメがあったのですが、それを髣髴とさせる選曲。一番高音となるところでの青山さんのファルセットが聴かせどころになっていて、WUG版ならではの良さが感じられました。

 ここからシークレットゲストが登場。富永TOMMY弘明さんによる『ジョジョ~その血の運命~』。そして、きただにひろしさんによる『ウィーゴー!』からの『ウィーアー!』の流れは、ただただ熱い。女性出演者ばかりかと思いきや、ここで男性出演者が登場し、会場をまた違った形で盛り上げてくれました。田中公平先生による、これぞアニソン!といった曲が思いがけず聴けてうれしいかぎりでした。

 Aqoursについては登場前に、ANiUTaランキングの発表(1位は『HAPPY PARTY TRAIN』でPVが流れる)と、1人1人のキャラクター紹介映像が用意されていました。Aqoursの単独ライブでも始まるのかと思うぐらいのじらしっぷり。『MIRAI TICKET』の衣装で登場するや、大喝采を浴びました。本イベントの目玉であったことは確かでしょう。Aqoursの1stライブの際には『MIRAI TICKET』で円形のセンターステージを使用。自分の席がメインステージよりでしたので、後方からセンターステージを眺める形に。それが今回はメインステージでしたし、曲入り前の寸劇が省略されていましたので、前回とはまた違った視点で観ることができました。Aqoursはライブ回数が少なく、さらにはライブチケットは争奪戦。そんな中、今回のイベントは、Aqoursを実際に見る良い機会になったのではないでしょうか。

 トリを飾るのはデビュー25周年を迎えたALI PROJECT。会場は赤一色に。May'nさんと同じく、ダンサーさんを伴われていたのですが、こちらのダンサーさん達は魔界から召喚されてきた感があるという。(失礼)ALI PROJECTの世界観を構成するのになくてはならないメンバーなんだろうなと思いながら観ていました。MCでは、トリを務めたことを自虐的に話されていましたが、なるべく盛り上がれる曲をと選曲されたとのこと。自分が観ていたアニメの曲はなかったのですが、どこで聴いたのか何故だか知っている曲の数々。ALI PROJECTの世界を堪能させて頂きました。


 アンコールはなくそのまま終演。しかしながら、スクリーンには新発表が。ガンダムシリーズの楽曲配信、May'nさんとWUGとのコラボ曲発売決定が発表されました。このとき、既に会場を出ようとしていたもので、なんだか後ろが騒がしいなと思っていましたら、このことでした。外に出ると雨上がりの空。翌朝、雨降る仙台(シンデレラガールズ5thライブツアー宮城公演2日目+WUG聖地観光)へと向かうのでした。

【ネタバレ・感想】物語のプロセスにやや難有り、作りたての情熱を感じたいなら『夜明け告げるルーのうた』

タイトル:夜明け告げるルーのうた
制作会社:サイエンスSARU
監督:湯浅政明 脚本:吉田玲子、湯浅政明
キャラクター原案:ねむようこ 音楽:村松崇継
キャスト:ルー/谷花音、カイ/下田翔大、他
配給:東宝映像事業部 公開日:2017年5月19日 上映時間:107分 

小説 夜明け告げるルーのうた

小説 夜明け告げるルーのうた

 

 

漁港の町・日無町。中学生のカイ(声:下田翔大)はもともと東京に住んでいたが、両親が離婚したため父と母の故郷であるこの寂れた町に移り、今は父親と日傘職人の祖父ととともに暮らしている。両親への複雑な胸中を口に出せず鬱屈した気持ちを抱えるカイにとって、作曲した音楽をネット上にアップすることが唯一の心のよりどころだった。クラスメイトの国男(声:斉藤壮馬)と遊歩(声:寿美菜子)に彼らのバンド・セイレーンに勧誘され、彼らが練習場所にしている人魚島にしぶしぶ向かったところ、人魚の少女・ルー(声:谷花音)が姿を現す。楽しそうに歌い踊るルーと一緒に過ごすうちに、カイは少しずつ自分の気持ちを話せるようになっていった。しかし古来より日無町では人魚は災いをもたらす存在とされており、ふとしたことからルーと町の住人たちとの間に大きな溝が生じてしまう。

MovieWalker

 



 『夜は短し歩けよ乙女』上映開始前にこの映画の予告が流れていました。この短期間に連続で長編を公開するとは無茶なことをするなと思うも、同監督作品を立て続けに映画館で観る機会はなかなか無いので観てみることに。

 中学生の少年カイと人魚の少女(幼女?)ルーの物語ということで、どうしても宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』と比較されがちですが、自分自身がポニョを観ていないもので、その比較はできず。しかしながら、ルーのお父さんが『パンダコパンダ』(高畑・宮崎タッグ作品)に登場するパパンダに似ていましたし、物語の構成的にもこの『パンダコパンダ』をどこか髣髴とさせる内容でした。宮崎監督に対してなんらかの影響を受けているのは確かでしょう。得体は知れないものの、やさしさの固まりみたいなところが実にパパンダ。興味がある方はこちらも観てみてはどうでしょうか。古い作品ですが傑作です。ただし、子供の頃に観てこその傑作ですので、大人が観るとそうでもないかも。子供の頃にワクワクして観ていたのに、大人になってから観て、その面白さが感じられなくなり愕然とするという。
パンダコパンダ [DVD]

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 さて、本編についてですが、実にストレートなお話。『夜は短し歩けよ乙女』が、このテンションについて来られなければ来なくていい!というお話でしたが、こちらは万人向け。とはいえ、アニメーションそのもののテンション感はいつものままですので、個性が如実に作品に表れる監督さんだなと改めて感じました。誰とも相容れない思春期真っ只中な中学生が主人公カイ。そんな彼を、人魚の少女ルーとの出逢いが変えてくれるという物語。この物語を脚本で全てを語るのではなく、アニメーションそのもので語るアニメーションとして真っ当な作り。テンション感は全く違いますが、『レッドタートル』のような、この人本当にアニメ作りが好きなんだなと感じさせる作品に仕上がっていました。ですので、この絵作りに感化されるかどうかでこの作品の評価がガラッと変わることでしょう。個人的には、物語のプロセスを丁寧にしたほうが完成度が上がっていたのではないかと、少々惜しいなと思う出来に感じました。ルーやバンド仲間たちとの交流、それに伴ってのカイの成長。その他にもいろいろあるのですが、物語を構成するプロセスをうまく踏めていないのか、唐突に感じる面が多々ありました。構成を見直すと、グッと良くなる可能性があるだけに惜しいと感じたのですが、これは、この絵を作りたいんだ!と足し算での作り方ゆえのこと。作りたての情熱を感じるためには、このままで正解なのかもしれません。

 序盤のシーン、主人公たちが通る商店街がやけに薄暗いなと気になっていましたら、あとからの町の説明で納得しました。日無町という、その名の通り日が当たらない漁港町が舞台。日に弱い人魚が住むのに良い立地なのです。それが、物語の終盤で日除けになっていた人魚島が崩れ、町に光が差し込みます。この序盤と終盤の絵作りの対比は見ものですので、2度目を観られる方は注目してみてください。