輝きが向こう側へ!

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思いついたことをそのまま記事にしている何の脈略もないブログです。アニメやゲームの感想等を掲載。

【感想】手堅いラインナップの中で異彩を放つあのゲームは『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』

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 2016年に発売され、品薄状態のまま生産終了となった『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』。その人気商品に続き、スーパーファミコン版が2017年に発売されました。今回は生産体制が整っているようで、定期的に入荷している様子。ファミコン版よりは買いやすいのではないでしょうか。そんなファミコン版も2018年には再生産されるようですので、手に入れたい方はしばらく待ってみてはどうでしょうか。

 スーパーファミコン版を手に入れましたので、実際にプレイしてみた感想をまとめてみたいと思います。前回同様、このハードについての説明から。


まずは、スーパーファミコンとは?

名 称:スーパーファミコン CPU:16Bit
発売元:任天堂 発売日:1990年11月21日 価格:25,000円(税別)
内 容:国民的ゲーム機ファミリーコンピュータの後継機。
    同じ16ビット機(PCエンジン・メガドライブ)に遅れて発売された。

説 明
 長きにわたって活躍したファミリーコンピュータの後継機。スーパーファミコンが正式名称で、スーパーファミリーコンピュータではない。1998年02月14日に小型化されたスーパーファミコンジュニア発売。価格は7800円。(スーパーファミコンジュニアでは衛星放送アダプタ『サテラビュー』使用不可)

歴 史
 元々は、従来機であるファミリーコンピュータとの互換性を持たせる計画で開発が進められていたが、コストが割高となってしまうのでこの計画は破棄。互換性を持たせない形で製作されることになった。スーパーファミコンの開発には、あのソニーが関わっており、サウンド面の向上に一役買った。

 スーパーファミコン本体と同時発売された『スーパーマリオワールド』は、スーパーファミコンの能力を活かした作りで、ビジュアル面はもちろんゲーム性をも向上。スーパーファミコンの能力を知らしめるのには十分な出来であった。良質なローンチタイトルを用意できたことで、スーパーファミコンは当初から人気を博す。さらには、『ファイナルファンタジー』『ドラゴンクエスト』といった人気RPGシリーズ、格闘アクションゲームブームの火付け役となった『ストリートファイター2』の登場によりスーパーファミコンの普及は進むのであった。

 スーパーファミコンの開発に関わったソニー側からの提案で、スーパーファミコン用CD-ROMドライブ(ニンテンドウプレイステーション)を開発することになったがこの計画は破談。その後、任天堂はデータ読み込みの早いROMカートリッジを採用した『ニンテンドウ64』を、ソニーはCD-ROMドライブを採用した自社開発の『プレイステーション』を、それぞれ世に送り出すことになった。

 95年、任天堂はいち早く通信というものに着手し、衛星放送を利用したサテラビューのサービスを開始。ラジオ放送やゲーム送信サービスなどを行った。ラジオ放送では、タモリ・伊集院光・爆笑問題・内田有紀などがパーソナリティーとしてゲームと連動した番組を担当していた。しかし、衛星放送の加入やサテラビューの購入など敷居が高いことや、世間にあまり知られていなかったことから一部ユーザーのみの利用となってしまった。(1995年から2000年までサービスは行われた)




改めて、ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンとは

名 称:ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン
発売元:任天堂 発売日:2017年10月5日 価格:7,980円(税別)
内 容:スーパーファミコンを手のひらサイズにして復刻。
    21タイトルを収録。かつてのカセットは使用不可。

感 想
 前作のファミコンではコントローラまでも小型化していましたが、今作ではコントローラについては当時と同じサイズに。ファミコンの場合でしたら、ボタンが少なく操作が簡単でしたので、ある程度小さくてもなんとかなりましたが、スーパーファミコンの場合ですと、ボタンが多いので操作に難が。小さいほうが持ち運びには便利ですが、同じ操作感で楽しめるのは有り難いですね。ちなみにこのコントローラは取外しできる接続タイプで、Wiiリモコンにも接続可能。Wii用のコントローラとしても使用可能です。

 21タイトルのゲームが収録。それぞれ4つまでセーブ可能。リセットボタンを押すと、それまでの内容が保存できるのですが、自動セーブされる訳ではなく、セーブ領域を選択する必要があります。自動セーブ機能があるゲームであれば問題ないのですが、それがない場合がありますのでご注意を。今作で新たに搭載されたのがリプレイ機能。RPGやシミュレーションゲームでは4~5分前、その他のゲームでは40~50秒前のプレイをさかのぼれる上、指定した時間から再開することも可能です。とはいえ、それほど難しいゲームが収録されていないので『ファイアーエムブレム』や『超魔界村』ぐらいしか使いどころがないかも。これには、ヒューマンの『スーパーフォーメーションサッカー』を『セプテントリオン』(転覆した船から脱出するゲーム)に変えてくれたら、やりこめたのにと思うばかり。

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 下図が『ピクセルパーフェクトモード』(上)と『アナログテレビモード』(下)。上の方が発色が良いので見栄えが良いです。しかしながら、そもそもテレビで映し出したときが最適になるように作られているはずですので、アナログテレビモードでプレイするのが正しい?

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収録タイトル
 01.スーパーマリオワールド(任天堂)
 02.F-ZERO(任天堂)
 03.がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻(コナミ)
 04.超魔界村(カプコン)
 05.ゼルダの伝説 神々のトライフォース(任天堂)
 06.スーパーフォーメーションサッカー(ヒューマン)
 07.魂斗羅スピリッツ(コナミ)
 08.スーパーマリオカート(任天堂)
 09.スターフォックス(任天堂)
 10.聖剣伝説2(スクウェア・エニックス)
 11.ロックマンX(カプコン)
 12.ファイアーエムブレム 紋章の謎(任天堂)
 13.スーパーメトロイド(任天堂)
 14.ファイナルファンタジーVI(スクウェア・エニックス)
 15.スーパーストリートファイターII ザ ニューチャレンジャーズ(カプコン)
 16.スーパードンキーコング(任天堂)
 17.スーパーマリオ ヨッシーアイランド(任天堂)
 18.パネルでポン(任天堂)
 19.スーパーマリオRPG(任天堂)
 20.星のカービィ スーパーデラックス(任天堂)
 21.スターフォックス2(任天堂)

 説明書一覧

 任天堂のタイトルを中心にしたラインナップはファミコンの時と同様。とても手堅いタイトルで構成されていまして、この中でプレイしたことがないゲームは『スターフォックス2』のみでした。それもそのはず、未発売品で今回が初出。少しプレイしてみましたが、『スターフォックス』に『機動戦士ガンダムF91』を掛け合わせたようなゲームで、戦略シミュレーションの要素がありながら、戦闘シーンは3Dシューティングという内容でした。複数に展開している敵グループを基地を近付かせないように殲滅していく必要があるので、これがなかなか忙しい。万人受けはしなさそうですが、玄人好みなゲームでした。

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 有名どころが抑えられている中で異彩を放つのがヒューマンの『スーパーフォーメーションサッカー』です。スーパーファミコンのサッカーゲームと言えば、ナムコの『プライムゴール』や、エポック社の『エキサイトステージ』が主流だと思うのですが、これらがJリーグとのライセンス品であることから、権利関係の問題が発生しないので選ばれたものと思われます。とはいえ、イマイチな出来のゲームが多かったサッカーゲームのクオリティアップに貢献したタイトル。サッカーゲーム史に残るタイトルであることは間違いないでしょう。

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 収録タイトル(理想)
 01.スーパーマリオワールド(任天堂)
 02.パイロットウイングス(任天堂)
 03.グラディウスIII(コナミ)
 04.シムシティ(任天堂)
 05.ゼルダの伝説 神々のトライフォース (任天堂)
 06.スーパーマリオカート(任天堂)
 07.ヒーロー戦記 プロジェクト オリンポス(バンプレスト)
 08.ファイナルファンタジーV(スクウェア)
 09.半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!!(スクウェア)
 10.トルネコの大冒険 不思議なダンジョン(チュンソフト)
 11.スーパーロボット大戦EX(バンプレスト)
 12.SDガンダムGX(バンダイ)
 13.スーパーストリートファイターII ザ ニューチャレンジャーズ (カプコン)
 14.MOTHER2 ギーグの逆襲(任天堂)
 15.かまいたちの夜(チュンソフト)
 16.ワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノ(エニックス)
 17.クロノ・トリガー(スクウェア)
 18.タクティクスオウガ(クエスト)
 19.スーパーファミスタ5(ナムコ)
 20.Jリーグエキサイトステージ'96(エポック社)
 21.桃太郎電鉄HAPPY(ハドソン)

 個人的で理想的なラインナップを考えてみたところ、こうなりました。RPGやシミュレーションが多くなってしまいましたが、同じ21タイトルでも遊べる時間が大幅にアップしたのでは。『SDガンダムGX』を選ぶところは、かなり個人的な趣味が入っていますが、戦力シミュレーションでありながら戦闘はアクションといった内容。コンピュータ戦であえて相手の戦力を高く設定して難易度を高くし、アクションの腕前でなんとかしてみせるという、苦境を楽しむという遊びをしていました。『ワンダープロジェクトJ』については人を選ぶゲームかも。ロボットの少年を育てながら物語を進めていくという変わり種で、なかなかこの少年が言うことを聞いてくれない。どうも自分は面倒なゲームが好きらしいです。

【ネタバレ・感想】1本の映画として成立した第2期の再構成版『劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~』

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 2007年6月4日に京都で開催された「『響け!ユーフォニアム2』スペシャルトークイベント~1・2年生合同!宇治でお祭りフェスティバル~」。このイベントにて、映画3作品の公開が発表。この発表はサプライズで行われ、黄前久美子役の黒沢ともよさんは、スクリーンの映像を観ながら感動のあまり膝から崩れ落ちていました。こんな劇的な感動の仕方が現実にあるのかと思った日からから4ヶ月が経過。TVシリーズ2期を基に再構成された『劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~』を舞台挨拶付上映で観覧しました。


タイトル:劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~
総監督:石原立也 監督:小川太一 脚本:花田十輝 音楽:松田彬人
キャラクターデザイン:池田晶子 シリーズ演出:山田尚子 
キャスト:黄前久美子/黒沢ともよ、田中あすか/寿美菜子 他
配給:松竹 公開日:2017年9月30日 上映時間:1時間45分 

劇場版 響け! ユーフォニアム ~届けたいメロディ~ [Blu-ray]

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吹奏楽コンクール全国大会出場を控えた北宇治高校吹奏楽部。秋の涼しげな気配が近づいた頃、3 年生の田中あすかの退部話が持ち上がる。皆が頼りにしているあすかの思いがけない話に、部員たちの間で動揺が広がる中、彼女と同じくユーフォニアムを担当する1年生の久美子はある行動に出る。

MovieWalker

 

 

最近の流行であるフォトセッション

 
 本編が始まる前にフォトセッションムービーが流れました。これは指定された場面のみ写真撮影OK・SNS等での投稿OKというもので、そのことの説明映像なのでした。自分が観たのは2年生組が登場する映像で、上映周ごとにそれぞれ違う場面が撮影できるようでした。こういったフォトセッションがあるのは最近の流行のようで、宣伝効果が期待できるのですかね。

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1本の映画として成立した第2期の再構成版


 前作がTVシリーズ第1期の再構成版で今作は第2期の内容となるのですが、前作が第1期全体を踏襲した内容だったのに比べて、今作ではかなり焦点が絞られた内容となっていました。第2期の序盤、鎧塚みぞれと傘木希美との関係性を描いた流れをバッサリカット。(映画2作目が彼女らの話なので、その為のカットと思われる)終盤の田中あすかの退部話と、前作ではバッサリカットされていた黄前久美子の姉、麻美子との関係性に焦点が。ですので、前作から今作に続いた内容ではなく、あくまで、それぞれのTVシリーズの根幹となす内容を映画化したものとなっていました。前作がTVシリーズのおさらい的な内容であるのに対して、今作は1本の映画としてしっくりした作り。追加シーンとして、あすかの幼少期のエピソードを挟み、より焦点がクッキリした内容に。第2期を観ていなくても楽しめるのではないでしょうか。

 

劇場で観る最大のメリットは

 
 前作同様の話になるのですが、長尺になったことで演奏シーンに尺が使えるようになり、さらには劇場ならではのサラウンドでそれが楽しめます。この作品を劇場で観る最大のメリットはここにあります。さらには、再アフレコが行われていますので、ストーリーを熟知した上での演技も見所でしょう。そもそもこの作品は、黒沢さんを主軸とした座組がとても良いので、その再演が楽しめるのもまた大きい。熱演となった、久美子とあすかの掛け合いを再び観るために劇場に足を運んだと言っても過言ではないでしょう。

 

かつて第1期第1話が先行上映された地での舞台挨拶

 
 上映後の舞台挨拶には学制服姿の、黄前久美子役黒沢ともよさん、加藤葉月役朝井彩加さん、川島緑輝役豊田萌絵さん、高坂麗奈役安済知佳さん、そして、小川太一監督の5名が登壇。総監督である石原立也さんがいかにも監督といった感じであったのに対して、小川監督は男性声優さんが来たのかなと思うほど若々しい印象でした。MOVIX京都での舞台挨拶でしたが、この劇場がTVシリーズ第1期第1話の先行上映をした場所。あの頃は皆さんが会って間もない頃でよそよそしかったそうです。その先行上映に来られていた方がいるのかと手を上げて貰っていたのですが、何人か手を上げられていました。その頃からずっと追いかけ続けている方がいるとは凄いものです。

 京都での舞台挨拶ということで、劇中の舞台でもあるのでその話題に。監督からは、通勤でいつも通っていた交差点が劇中に登場しているということや、安済さんからは、大吉山にまだ行った事が無いので行ってみたいという話題が挙がりました。大吉山は現在、夜間に登れなくなっているのですが、撮影として市の職員さんと一緒であれば問題ないのではないかという話に。さらに話が飛躍し、 久美子たちが通う学校のモデルとなった菟道高校にも行ってみたいという話になったのですが、現役の高校生がいる中で制服姿はきついのではないかとの懸念が。この時に監督が「きつい…」とオフマイクでつぶやいてしまうのでした。

 舞台挨拶でありながら、ラジオ番組みたくコーナーが。ボックスからキャラクター名が記載された紙を引いて、そのキャラクターの未来予想をするというコーナー。黄前久美子と吉川優子の未来予想をすることになったのですが、久美子については母親と同じ道を進みそうだと、女性ならではのリアルな未来予想が展開されたのでした。

 

そして、次の曲が始まるのです


 この舞台挨拶でも宣伝されていましたが、10月22日にロームシアター京都にて『「響け!ユーフォニアム」公式吹奏楽コンサート~北宇治高校吹奏楽部 第2回定期演奏会~』が開催予定。(当時は夜の部のチケットが余っていたものの現在は完売)その後も劇場版2作品が公開予定ですので、これからも『次の曲』が聴き続けられそうです。特に、1年生組が2年生になった後を1本の映画として、どう描くのかが気になるところ。新部長となるデカリボン先輩の大活躍に期待です!(そこ??)

【イベントレポート】カッコイイ・カワイイよりもオモシロイが思い出される『小山剛志カラオケ企画第4弾カラオケMAX』

イベント詳細

小山剛志カラオケ企画第4弾カラオケMAX
開催日:2017/09/23
    昼開演13:30 夜開演18:00
会 場:市川市文化会館(千葉県)
料 金:6,500円(一般)、
    9,500円(プレミアムシート)
出演者:小山剛志
(昼の部)
内田雄馬、花江夏樹、古川慎、八代拓、明坂聡美、遠藤ゆりか、諏訪彩花、花守ゆみり、ジョイまっくすぽこ
(夜の部)
伊東健人、中島ヨシキ、仲村宗悟、村瀬歩、石田晴香、秦佐和子、高橋未奈美、Machico

出演者感想まとめ


 声優の小山剛志さんがプロデュースするカラオケ企画『カラオケMAX』。2月に開催された第3段から半年経ち、早くも第4段が開催されました。このイベントには前回も参加しましたが、女性:7 男性:3ぐらいだった割合が、女性:8 男性:2ぐらいになっていたかも。出演者に、SideM関係者が合計で7名もいますので、SideMのイベントに参加されている層がそのままスライドしたのかもしれません。

 

 

セットリスト(昼の部)

M01:Don't say "lazy" [桜高軽音部](2009)
   作詞:大森祥子
   作曲:前澤寛之
   編曲:小森茂生
   歌:小山剛志

M02:英雄 運命の詩 [EGOIST](2017)
   作詞・作曲・編曲:ryo
   歌:花守ゆみり

M03:いちごコンプリート [千佳、美羽、茉莉、アナ](2005)
   作詞:くまのきよみ
   作曲・編曲:渡辺剛

   歌:八代拓

M04:めざせポケモンマスター [松本梨香](1997)
   作詞:戸田昭吾
   作曲:たなかひろかず
   編曲:渡部チェル

   歌:諏訪彩花

M05:スリラー [マイケル・ジャクソン](1983)
   作詞・作曲・編曲:ロッド・テンパートン
   歌:内田雄馬

M06:L.L.L. [MYTH & ROID](2015)
   作詞・作曲・編曲:MYTH & ROID
   歌:遠藤ゆりか

M07:天樂 [鏡音リン](2012)
   作詞・作曲・編曲:ゆうゆ
   歌:古川慎

M08:ボーイフレンド [aiko](2000)
   作詞・作曲:aiko
   編曲:島田昌典

   歌:明坂聡美

M09:クラスで一番スゴイやつ [ブラブラブラボーズ]
   作詞:ブラブラブラボーズ
   作曲・編曲:山崎利明

   歌:花江夏樹


<バンド曲>
M10:THE DAY [ポルノグラフィティ](2016)
   作詞・作曲:新藤晴一
   編曲:江口亮・Porno Graffitti

   歌:花守ゆみり

M11:女々しくて [ゴールデンボンバー](2009)
   作詞・作曲・編曲:鬼龍院翔
   歌:八代拓、内田雄馬、花江夏樹、古川慎

M12:じょいふる [いきものがかり](2009)
   作詞・作曲:水野良樹
   編曲:田中ユウスケ、近藤隆史

   歌:諏訪彩花、ジョイまっくすポコ

M13:前前前世 [RADWIMPS](2016)
   作詞・作曲・編曲:野田洋次郎
   歌:古川慎

M14:群青日和 [東京事変](2004)
   作詞:椎名林檎
   作曲: H是都M
   編曲:東京事変

   歌:明坂聡美

M15:sailing day [BUMP OF CHICKEN](2003)
   作詞・作曲:藤原基央
   編曲:BUMP OF CHICKEN

   歌:花江夏樹

M16:甲賀忍法帖 [陰陽座](2005)
   作詞・作曲:瞬火
   編曲:陰陽座

   歌:遠藤ゆりか

M17:Can Do  [GRANRODEO](2012)
   作詞:谷山紀章
   作曲・編曲:飯塚昌明

   歌:内田雄馬


<モノマネ(1コーラス)>
M18:三日月 [絢香](2006)
   作詞:絢香
   作曲:西尾芳彦、絢香
   編曲:L.O.E

   歌:諏訪彩花

M19:あんずのうた [双葉杏](2012)
   作詞:八城雄太、佐藤貴文
   作曲・編曲:佐藤貴文

   歌:花守ゆみり、遠藤ゆりか

M20:ロマンス [PENICILLIN](1998)
   作詞:HAKUEI
   作曲:PENICILLIN
   編曲:PENICILLIN、重盛美晴

   歌:古川慎

M21:flower [L'Arc〜en〜Ciel](1996)
   作詞・作曲:hyde
   編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Takao Konishi

   歌:内田雄馬

M22:GLAMOROUS SKY [NANA starring MIKA NAKASHIMA](2005)
   作詞:AI YAZAWA
   作曲:HYDE
   編曲:HYDE、KAZ

   歌:遠藤ゆりか

M23:もののけ姫 [米良美一](2004)
   作詞:宮崎駿
   作曲・編曲:久石譲

   歌:明坂聡美

M24:最愛 [福山雅治](2009)
   作詞・作曲:福山雅治
   編曲:福山雅治、井上鑑

   歌:八代拓

M25:秋桜 [さだまさし](1977)
   作詞・作曲:さだまさし
   編曲:萩田光雄

   歌:花江夏樹


<コラボ>
M26:ライオン [シェリル・ノーム、ランカ・リー](2008)
   作詞:Gabriela Robin
   作曲・編曲:菅野よう子

   歌:諏訪彩花、花守ゆみり

M27:DANZEN! ふたりはプリキュア [五條真由美](2004)
   作詞:青木久美子
   作曲:小杉保夫
   編曲:佐藤直紀

   歌:花江夏樹、八代拓

M28:ミモザ [ゴスペラーズ](2004)
   作詞:安岡優
   作曲:黒沢薫、佐々木真里
   編曲: 清水信之

   歌:内田雄馬、古川慎

M29:BLACK SHOUT [Roselia](2017)
   作詞:織田あすか
   作曲:上松範康
   編曲:藤永龍太郎

   歌:明坂聡美、遠藤ゆりか


E01:ようこそジャパリパークヘ [どうぶつビスケッツ×PP](2017)
   作詞・作曲・編曲:大石昌良
   歌:出演者全員


セットリスト(夜の部)

M01:DESIRE -情熱- [中森明菜](1986)
   作詞:阿木燿子
   作曲:鈴木キサブロー
   編曲:椎名和夫

   歌:小山剛志

M02:裏表ラバーズ [初音ミク](2009)
   作詞・作曲・編曲:wowaka
   歌:Machico

M03:READY!! [765PRO ALLSTARS](2011)
   作詞:yura
   作曲・編曲:神前暁

   歌:仲村宗悟

M04:タッチ [岩崎良美](1985)
   作詞:康珍化
   作曲・編曲:芹澤廣明

   歌:高橋未奈美

M05:カノン [宮野真守](2013)
   作詞・作曲:上松範康
   編曲:藤田淳平

   歌:中島ヨシキ

M06:千本桜 [初音ミク](2011)
   作詞・作曲・編曲:黒うさP
   歌:石田晴香

M07:天城越え [石川さゆり](1986)
   作詞:吉岡治
   作曲:弦哲也
   編曲:桜庭伸幸

   歌:村瀬歩

M08:檄!帝国華撃団 [真宮寺さくら & 帝国歌劇団](1996)
   作詞:広井王子
   作曲:田中公平
   編曲:根岸貴幸

   歌:秦佐和子

M09:蝋人形の館 [聖飢魔II](1986)
   作詞・作曲・編曲:ダミアン浜田
   歌:伊東健人


<アイドルの曲>
M10:Love so sweet [嵐](2007)
   作詞:SPIN
   作曲:youth case
   編曲:Mugen

   歌:仲村宗悟

M11:Yeah! めっちゃホリディ [松浦亜弥](2002)
   作詞・作曲・編曲:つんく
   歌:Machico

M12:青い珊瑚礁 [松田聖子](1980)
   作詞:三浦徳子
   作曲:小田裕一郎
   編曲:大村雅朗

   歌:高橋未奈美

M13:1/2の神話 [中森明菜](1983)
   作詞:売野雅勇
   作曲:大沢誉志幸
   編曲:萩田光雄

   歌:石田晴香

M14:星間飛行 [ランカ・リー](2008)
   作詞:松本隆
   作曲・編曲:菅野よう子

   歌:秦佐和子

M15:アシンメトリー [堀江由衣](2015)
   作詞:atsuko
   作曲:atsuko・KATSU
   編曲:KATSU

   歌:村瀬歩

M16:大石のテリトリー [テニスの王子様](2007)
   作詞:三ツ矢雄二
   作曲・編曲:佐橋俊彦

   歌:伊東健人

M17:ドリームパレード [i☆Ris](2015)
   作詞:渡辺徹、森月キャス
   作曲・編曲:渡辺徹

   歌:中島ヨシキ


<モノマネ(1コーラス)>
M18:にっぽん昔ばなし [花頭巾](1975)
   作詞:川内康範
   作曲:北原じゅん
   編曲:小谷充

   歌:仲村宗悟

M19:ポルカ・オ・ドルカ [ニャース](2003)
   作詞:戸田昭吾
   作曲・編曲:たなかひろかず

   歌:Machico

M20:Komm, süsser Tod〜甘き死よ、来たれ [ARIANNE](1997)
   日本語原詩:Hideaki ANNO
   英訳:Mike WYZGOWSKI

   作曲・編曲:Shiro SAGISU
   歌:村瀬歩

M21:慟哭 [工藤静香](1993)
   作詞:中島みゆき
   作曲・編曲:後藤次利

   歌:石田晴香

M22:君は薔薇より美しい [布施明](1979)
   作詞:門谷憲二
   作曲・編曲:ミッキー吉野

   歌:中島ヨシキ

M23:月光 [鬼束ちひろ](2000)
   作詞・作曲:鬼束ちひろ
   編曲:羽毛田丈史

   歌:秦佐和子

M24:winter fall [L'Arc〜en〜Ciel](1998)
   作詞:hyde
   作曲:ken
   編曲:L'Arc〜en〜Ciel & Hajime Okano

   歌:伊東健人

M25:DRIVE A LIVE [DRAMATIC STARS](2015)
   作詞・作曲:柿埜嘉奈子
   編曲:滝澤俊輔

   歌:高橋未奈美
   ダンサー:伊東健人、中島ヨシキ、仲村宗悟、村瀬歩



<コラボ>
M26:AM11:00 [HY](2003)
   作詞・作曲・編曲:TUN
   歌:石田晴香、秦佐和子

M27:硝子の少年 [KinKi Kids](1997)
   作詞:松本隆
   作曲・編曲:山下達郎

   歌:伊東健人、仲村宗悟

M28:コネクト [ClariS](2011)
   作詞・作曲:渡辺翔
   編曲:湯浅篤

   歌:高橋未奈美、Machico

M29:革命デュアリズム [水樹奈々×T.M.Revolution](2013)
   作詞:Hibiki
   作曲:上松範康
   編曲:岩橋星実

   歌:中島ヨシキ、村瀬歩


E01:ヘビーローテーション [AKB48](2010)
   作詞:秋元康
   作曲:山崎燿
   編曲:田中ユウスケ

   歌:出演者全員


 昼・夜の部ともに曲数は同じで30曲ずつ。公演時間は2:40。イベント冒頭では小山さんからお詫びが。プレミアムシートを購入された方には特典グッズが用意される予定でしたが、4つのグッズの半分(タオル・ショッパー)が当日に間に合わず、後日配送されるということに。


ー 花守ゆみりさん ー

 マネージャーさんが作成されたという英雄風な衣装で登場。1人舞台衣装的で目立ちました。これまで見てきた可愛さではなく、勇ましさが感じられる選曲でしたので、そのギャップが楽しめたのが良かったですし、なにより歌がうまい。モノマネで歌われたのは『あんずのうた』。この曲の披露の前に、カラオケに先入れしている曲目リストがスクリーンに一瞬出てしまった為に、歌うとなったときの衝撃が少し損なわれてしまいましたが、モノマネ自体は似ていたので、それに対して会場からは驚きの歓声が。途中から遠藤さんがコール要員として乱入。さらに盛り上がりをみせました。


ー 八代拓さん ー

 初っ端から飛ばしていた八代さん。ドンキで当日買ってきたというイチゴの被り物をして登場し、可愛い?歌声で『いちごコンプリート』を披露。何故だかこの曲で跳躍力を魅せていました。『女々しくて』ではダンスで疲弊し、途中から男性陣に歌ってもらい、エアーイケボ状態でほとんど歌っていなかったという。モノマネでは、いつもの森久保祥太郎さんではなく、福山雅治の『最愛』を…と思いきや、途中で様子がおかしくなり、やっぱり森久保さんっショ!という流れに、コラボでは花江さんと『DANZEN! ふたりはプリキュア』と、ネタに走り続けた八代さんでありました。


ー 諏訪彩花さん ー

 『めざせポケモンマスター』では、オーキド博士の台詞部分がコールに。皆知っている曲だけあって盛り上がりました。バンド曲では、前回、伊藤美来さんが歌われた『じょいふる』を選曲。これはもしやと思いましたら、やはりジョイまっくすポコさん登場。ジョイさんはまたも「JOY、JOY」言うだけで退場されました。(その後、内田さん・古川さん・花守さんの誕生日ケーキを持ってこられる役目で再登場)コラボでは、花守さんと『ライオン』を。背中合わせになって歌うところが印象に残りました。


ー 内田雄馬さん ー

 1曲目の『スリラー』で踊りつかれてしまい汗だくに。ダンス自体はキレキレだったものの、肝心のムーンウォークはうまくできず、小山さんに突っ込まれていました。バンド曲では、当日に武道館でライブを行っていたGRANRODEOの『Can Do』を。この曲は当然の如く盛り上がる。モノマネではラルクの『flower』を、途中何を言っているのか分からなくなるぐらい、やりすぎている感じで披露。続く『ミモザ』では、ミモザの意味も分からずに「ミモザ・・ミモザ・・」と連呼。アンコールの曲は旬な曲『ようこそジャパリパークヘ』。曲の途中で、小山さんに「何のフレンズ?」と問いかけられたところ、「内田真礼の弟のフレンズ」と答えられていました。


ー 遠藤ゆりかさん ー

 どうしてもウケ狙いに走る男性陣に対して、遠藤さんは正統派で対抗。(『あんずのうた』では、はっちゃけられていましたが…)しかし、縄抜け達人の様な動きをみせていた内田さんの『flower』の後はさすがにやりづらそうだったかもしれません。コラボでは明坂さんと一緒にRoseliaの『BLACK SHOUT』をエアーで演奏しながら歌われていました。本来、どちらもボーカル担当ではないので珍しいものが見られましたし、他の出演者の皆さんも途中から参加され、それぞれのエアー演奏も楽しめました。


ー 古川慎さん ー

 舞台袖から、チラッチラッと恥ずかしそうに顔を出してから歌い始めたのは『天樂』。声量の大きさを遺憾なく発揮し、凄みを感じさせていたのですが、最後の決め、大事なところでのジャンプのタイミングをしくじる始末。格好つかないのが、彼らしさかも。『前前前世』『ロマンス』でもその歌唱力を魅せ、さらには内田さんとの『ミモザ』。序盤は、感動するほどの歌唱力のぶつかり合いが楽しめたのですが、2人は別の楽しみ方に移行。「ミモザ・・ミモザ・・」とその語感が面白くなったのか、ミモザの応酬に。古川さんは内田さんから「ミモザ・・ミモザ・・フルカワミモザ・・」という謎の言葉を掛けられていたのでした。


ー 明坂聡美さん ー

 13歳の頃にオーディションで歌ったという『ボーイフレンド』を13歳風に披露。曲中に彼氏募集をした29歳独身女性が、続いて登場された花江さんに「26歳既婚です!」と結婚指輪を見せつけながら煽られてしまい、苦い顔に。モノマネでは『もののけ姫』を歌われたのですが、明らかに米良さんのモノマネではなく、もののけそのもののモノマネをされていたような…。ゾンビの様なおどろおどろしい動きで狂気に満ちたパフォーマンス。内田さんのスリラーよりも、こちらの方がよっぽどスリラーでした。


ー 花江夏樹さん ー

 歌詞がえらいことになっている『クラスで一番スゴイやつ』を初っ端から。歌詞にあわせて、客席に向かって、う〇こを投げつける暴挙に。そして、ステージ上に転がる、う〇こ。このあと、どうなることかと思いきや、『sailing day』で珍しく真面目路線に。モノマネでは、『秋桜』を歌う中森明菜のマネをしていたはずが、八代さんと同じく、途中から様子がおかしくなり、中森明菜がドナルドダックに変身。やはり真面目ではいられないのでした。



ー Machicoさん ー

 ずっと早口で歌い続けるボカロ曲『裏表ラバーズ』。人が歌う為に作られた曲ではないのですが、それを原キーで見事に歌いきるという凄まじさ。高音の声質が曲にあっていました。歌い終わったときには、さすがに倒れこんでいましたが、それもやむなし。『Yeah! めっちゃホリディ』は振り付け有りで、頬を膨らます顔真似も。「ズバッと!」のところでは後ろの男性陣も同じ振りをしていました。カラオケなので歌詞が出るのですが、改めてこの曲の歌詞を読んでみますと、これはリズムありきなんだなと、作詞・作曲が同じつんくさんだからこその曲なんだなと、改めて気付かされました。


ー 仲村宗悟さん ー

 まさかの『READY!!』で大盛り上がりの会場。中村繪理子さんに2時間頂戴して振り付けを教えてもらったとのこと。この関係性がなんだかうれしい。これに対して小山さんが中村さんに肉を奢らないといけないなと話していたのですが、ツイッターでこの発言が山賊(中村さん)に伝わってしまったのでした。アイドル曲では『Love so sweet』を披露。このまま真面目路線で終わるのかと思いきや、モノマネで『にっぽん昔ばなし』を異様な高音で歌うという。さらにはカメラさんとの協力で、なんともいえない表情の顔を何度かズームする謎演出。前回の『プロジェクトAのテーマ』同様、会場を妙な空気にさせてしまったのでした。


ー 高橋未奈美さん ー

 浅倉南で『タッチ』。南の風で『青い珊瑚礁』。Side"M"で『DRIVE A LIVE』。名前にちなんだ選曲。『タッチ』では趣味の新体操を活かして、ボールを投げたり、リボンをクルクルとうまく回したりと小道具を使用。『青い珊瑚礁』でもそうでしたが、歌声的には可愛さを押し出していたような。『DRIVE A LIVE』では歌っている最中に、後ろの仲村さんが、踊りたくてたまらないといった感じだったのを、中島さんが静止している様子が見られました。いてもたってもいられず最終的には、男性陣というかSideMメンバー4人がバックダンサーを務める豪華な布陣に。この5人が立ち並ぶ姿は壮観でした。


ー 中島ヨシキさん ー

 アイドル曲の際に、同じ事務所のアイドルの曲と話されていたので、i☆Risなのか、それともWUGなのかと思っていましたら『ドリームパレード』、i☆Risの曲でした。常に動きっぱなしのダンスをスタジオを借りて特訓。途中、給水タイムが入りましたが踊りきりました。モノマネでは『君は薔薇より美しい』を。古い曲なので原曲を知っていた人がどれだけいたのやら。この曲を歌う布施明さんはとんでもない声量の持ち主なので、モノマネするのにも力量がいるのですが似ていました。高音を張り上げるところで、マイクを離しまくって音が入らないという流れは鉄板。アニサマで本物の『キヨシのズンドコ節』を聴いて、もうできないと話されていましたが、『ヨシキのズンドコ節』もまた聴いてみたいですね。


ー 石田晴香さん ー

 『千本桜』から始まり、『1/2の神話』『慟哭』と渋い選曲。可愛いらしさの中に芯の強さも感じる昭和アイドル的な歌声なので、曲に合っていたように感じました。アンコールではAKB48の曲『ヘビーローテーション』を。元SKEの秦さんと共に元AKBの石田さんがこの曲を歌うとは、昔からのファンの方にとっては感慨深いものがあったのでは。本人歌唱といえば、実は『千本桜』についてもそうだったり。『音楽劇 千本桜』で初音未来を演じたのは彼女でした。


ー 村瀬歩さん ー

 歌唱力が問われる『天城越え』を歌い、そのハードルを軽々と飛び越えていく物凄さ。モノマネでは旧劇場版エヴァンゲリオンの挿入歌『Komm, süsser Tod〜甘き死よ、来たれ』を歌われましたが歌マネではなく、その前の寸劇がモノマネでした。碇シンジ役を村瀬さん。碇ゲンドウ役を小山さん。ゲンドウポーズをする小山さんに対し、「父さん!!」と叫ぶ村瀬さん。小山さんにゲンドウをやらせたかっただけでは(笑)。コラボでは中島さんと『革命デュアリズム』を。当たり前の様に水樹さんの如く歌えてしまう性別の越えた何かと、この歌唱力は一体。


ー 秦佐和子さん ー

 懐かしの『檄!帝国華撃団』を、あの有名な振り付けで。リハの際には踊られていなかったそうなのですが、他の出演者のレベルの高さを感じて当日覚えたとのこと。(そんなことできるの??)真宮寺さくら役の横山智佐さんというよりも、グリシーヌ・ブルーメール役の島津冴子さんの様な、凛々しい歌い方。これはこれで素敵。可愛い声の方が多い女性声優の中では貴重な存在になりそう。モノマネコーナーでの『月光』では鬼塚ちひろさんと同じく素足での歌唱。歌う前にその場で靴下を脱ぐものですから、その様子をカメラでアップに撮られてしまっていました。うん、なんだかエロい。


ー 伊東健人さん ー

 今回の出演者でインパクトナンバーワン。顔を白塗りにして登場。『蝋人形の館』をデーモン閣下の様なハイトーンボイスで。歌っている途中で客席に向かって「お前も蝋人形にしてやろうか!」と、『とっと』改め『かっか』が申しておりました。後ろのソファーで中島さんが笑い転げていましたが、この白塗りを提案したのが彼でした。このあと、白塗りを落とすため退場。しばらくして戻ってきてから歌われたのが『大石のテリトリー』。伊東さんのお父さんは元テニスプレイヤー。父のテニスジャケット(本物)を着て、ステージ狭しと各キャラを怒涛に演じ歌う姿に、彼はサービス精神の固まりだなと感じたのでした。


ー 小山剛志さん ー

 昼の部の1曲目『Don't say "lazy"』は八代さんのリクエスト。格好良い歌声で歌われていたのですが、さすがにフルで歌うのは大変だったようで歌い終わりにその場で崩れ落ちてしまいました。夜の部では『DESIRE』を。「はーどっこい」のコールが普通に入る2017年、不思議なものです。


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