輝きが向こう側へ!

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思いついたことをそのまま記事にしている何の脈略もないブログです。アニメやゲームの感想等を掲載。

【ライブレポート】両ユニットが重なるからこそ見えてきた、それぞれの魅力『i☆Ris&Wake Up, Girls! バレンタインLIVE!!』

イベント詳細

 i☆Ris&Wake Up, Girls! バレンタインLIVE!!
開催日:2016/02/14
    開場14:15 開演15:00
会 場:舞浜アンフィシアター(千葉県)
料 金:7,800円
出演者:
<i☆Ris>
山北早紀、芹澤優、茜屋日海夏、若井友希、久保田未夢、澁谷梓希
<Wake Up, Girls!>
吉岡茉祐、永野愛理、田中美海、青山吉能、山下七海、奥野香耶、高木美佑
司 会:鷲崎健

出演者感想まとめ


バレンンタインということで入場者特典はチョコパイ

  i☆RisとWake Up, Girls!初の合同イベント。両ユニットのファンが集まるのでチケットは取れないだろうなと何の欲もなく申し込んだところ、運良くチケットが手に入りましたので、SideMの1stライブぶりに舞浜アンフィシアターにやってきました。当日は強風が吹き荒れていまして、午前中はその強風により京葉線が一時運転見合わせしていたようです。自分は丁度運転が再開された後に京葉線ホームにやってきましたので問題なく舞浜に到着しました。とりあえず会場にてパンフレットを確保。並ぶことなく購入することができました。

 開場してすぐにアンフィシアターへ。入場者特典としてオリジナルチョコパイを頂きました。販売者として記載されているのが株式会社ナガトヤ。オリジナルグッズとしての菓子みやげ品を製造販売しているそうです。こういった会社もあるのですね。ちなみに賞味期限は2016年5月9日。それまでには食べるとしましょう。

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場内BGMの選曲に違和感が

 開演前の場内BGMと言えば出演者が歌っている曲が流れるのが常。i☆RisとWUGの曲を交互に流して会場を暖めるのが普通だと思うのですが、深夜に放送されている洋楽名盤100選のCDでもそのままかけているんじゃないかと思うほど、やたらとムーディーな曲がBGMとして使用されていました。この選曲に違和感を感じながら開演時間を待っていましたら、モニターに4月放送開始のアニメ『ハンドレット』のPVが流れました。このイベントの主催はavex。その関連のアニメですので流しているのだろうなと思っていましたら、このアニメの主題歌を担当するのが、出演者である澁谷さん、若井さん、青山さん、吉岡さんを含んだユニット『D-selections』。コラボイベントで紹介するにはとっておきな情報であったわけです。このPV、計2回流れたのですが、会場の反応は、1回目は無反応。2回目は主題歌の担当ユニットの紹介で大盛り上がりに。時の経過でノリの良い方たちが加わると、こうも反応が変わるのかと面白く感じた出来事でした。

 開演予定時間から10分以上遅れてスタート。オープニングムービーでは、出演者が1人1人大写しになり、その度に会場は盛り上がったのですが、一番盛り上がったのが一番最後の紹介となった司会の鷲崎さんだったという。アイドルよりも人気のある、あごひげの40代とは一体。

 まずは鷲崎さん1人で登場。続いてi☆Risが登場したのですが、円形状のステージを縦横無尽に走りまくるはしゃぎっぷり。これに対して鷲崎さんがWUGの登場前に「この流れだと分かってるな?」とふったのですが、スッとお嬢様風に登場。裏で相談したのか緩急をつけて対抗したのでした。

 

ティーバッティングコーナーではなく、普通のトークコーナーからスタート

 前半はトークコーナー。まずはアンケートのコーナーから始まりました。それぞれのユニット+マネージャーに互いのユニットに関するアンケートに回答し、その投票結果を元にトークをするという内容でした。


・i☆Risのメンバーで親しみやすいのは?
 山北:1 芹澤:1 茜屋:1 若井:2 久保田:1 澁谷:2

 投票結果だけではなく、投票理由が匿名で紹介されまして、澁谷さんへのコメントとして「ソイジョイとキットカットをくれたから」という餌付けされてしまっている方からのコメントが。渋谷さんがこのイベントのレッスン中に持っていった差し入れがソイジョイとキットカットだったそうです。


・WUG!のメンバーで礼儀正しいのは?
 高木:0 山下:0 田中:1 吉岡:5 永野:0 奥野:0 青山:1

 吉岡さんに票が集まりました。「オーラが礼儀正しい」と、かなりふんわりしたコメント。確かに見た目の印象からしてそう感じるところがあるので間違ってはいない。芸暦も長いのでしっかりしている印象なのかもしれません。


・i☆Risのメンバーで一日だけ入れ替われるなら?
 山北:0 芹澤:1 茜屋:4 若井:2 久保田:0 澁谷:1

 若井さん(145cm)に票を入れた高木さん(164cm)。投票理由は視界が違いそうだから。ここで二人が立ち上がって並んだのですが、若井さんがヒール有りで高木さんがヒール無しだったものの、差は歴然。頭一つ分違う。これだけの差があれば、入れ替わると別世界でしょう。


・WUG!のメンバーで世渡りがうまそうなのは?
  高木:0 山下:5 田中:2 吉岡:0 永野:0 奥野:0 青山:0

 山下さんがトップで、理由として上がったのが「おじさんにすりよるのがうまそう」。それは言って大丈夫なのか!?という内容を山北さんが話されていました。自分がおじさんならされたいという話でしたが、これに賛同した若井さん。小さなおじさんが誕生してしまいました。


・i☆Risのメンバーで始めてあったとき怖かったのは?
  山北:0 芹澤:5 茜屋:0 若井:1 久保田:2 澁谷:0

「あなたたちには負けない!」という凄みを感じさせた芹澤さんが1位に。これには納得でしたが、若井さんに1票入っているのが意外でした。当時は茶髪でヤンキーっぽかったそうで外見からの印象でそう思われていたようです。


・WUG!のメンバーでオンとオフの差があるのは?
  高木:0 山下:1 田中:0 吉岡:0 永野:2 奥野:4 青山:0

 票が集まったことで、これまで話すタイミングをつかめていなかった奥野さんにようやく出番が。「家では煎餅をかじりながら、お尻を掻いていそう」という酷すぎる理由がありまして、ここでカヤノート(デスノート的な?)の話が。奥野さんの話では最近カヤノートを新調されたそうで、そのノートに誰かさんの名前が刻まれる日は近いのかもしれません。

 

バレンタインならではの告白対決

 続いてはバレンタインならではのコーナー。各ユニットから1人選出して、センターステージにてチョコをプレゼントするシチュエーションを演じ、観客の反応が大きかったほうがご褒美スイーツが貰えるといった内容でした。

 最初は茜屋さんVS永野さん。部活の先輩へというシチュエーションに対して、茜屋さんがストレートな告白を決めた後、永野さんはチョコを渡す相手をバレー漫画『ハイキュー!!』のキャラクター及川徹と見立てて告白し始めました。これには後ろで吉岡さんは悶絶。結果、熱い思いが伝わったのか永野さんが勝利。ケーキをフォークで掴んで茜屋さんから永野さんの口へ...行くと思ったら茜屋さんの口へ行くのでした。お約束ですね。

 山北さんVS高木さん、最年長と最年少の戦い。まずは最年少である高木さんが、会社の上司(妻子持ち)とのシチュエーションで「私、2番でいいから...でも来年は本命よ」と、どこで覚えたんだ?という大人な発言で一歩リード。続く山北さんには最初に放った「先輩」の言葉に「待った」が。上司なので、先輩ではなく役職で呼ぶことに。ここで会場から何故か声が挙がった「社長」をチョイス。仕切りなおしの告白で出てきた言葉がまさかの「ホテルをとってあるから、チョコフォンデュ風呂でとろけあお♪」。この発言こそ「待った!」した方が良かったんじゃ...だが、良い!この、かなり際どいというかアウトな最年長の発言に軍配が。(チョコフォンデュ風呂については、前日放送されたニコ生でのネタから引き続いたものでした)ケーキを高木さんが山北さんに食べさせる際には、やはり高木さんが食べてしまう展開に。(彼女の場合、単に食べたかっただけかもしれません)改めて食べさせようとすると、今度は山北さんが高木さんのほっぺにキスを。双方、やりたい放題でした。

 最後の対決は、久保田さんVS吉岡さん。シチュエーションはポッキーゲームの相手にポッキーを渡すというもの。久保田さんは告白よりも、動いている際のスキップの下手さが話題に。この話題に飛び込んできたのが山下さん。「私も下手なんですよ~」と言いながら、連続キックを交互にかましながら前進する姿は驚愕でした。対する吉岡さんは、センターステージに立って早々「Let's Share Pocky!!」と発言。すると、後ろから凄い勢いで永野さん、そして、何故だかi☆Risの全メンバーまでもがセンターステージに集まり、元ネタのポッキーのCMのダンスを踊り始めました。後ろで田中さんが笑ってましたが、ここでのi☆Risのメンバーの笑いに対する嗅覚の鋭さに関心。出るタイミングを全員が分かっていて期待に答えるのが凄い。一同での動きを見て、i☆Risは体育会系気質なのだなと感じたのでした。


セットリスト(全13曲)

 M01:ミラクル☆パラダイス
   ミラクル☆パラダイス(14/11/12)より
   作詞:桑谷美沙、森月キャス
   作曲:桑谷実沙
   編曲:渡辺徹
   歌:i☆Ris

M02:Special Kiss
   ミラクル☆パラダイス(14/11/12)より

   作詞・作曲・編曲:ats-
   歌:i☆Ris


M03:16歳のアガペー
   7 Girls War(14/02/26)より
   作詞:只野菜摘
   作曲・編曲:広川恵一
   歌:Wake Up, Girls!

M04:7 Girls War
   7 Girls War(14/02/26)より
   作詞:辛矢凡
   作曲:神前暁、田中秀和
   編曲:田中秀和
   歌:Wake Up, Girls!

M05:ふわふわ時間
   放課後ティータイム(09/05/20)より
   作詞:秋山澪
   作曲・編曲:前澤寛之

   歌:芹澤、久保田、若井、青山、吉岡、奥野、高木

M06:恋☆カナ
   恋☆カナ(06/07/12)より
   作詞:古屋真
   作曲:織田哲郎
   編曲:家原正樹

   歌:山北、茜屋、澁谷、永野、田中、山下

M07:Goin'on
   Goin'on(16/02/17)より
   作詞・作曲・編曲:KOH
   歌:i☆Ris

M08:Make it!
   Make it!(14/08/20)より
   作詞:森月キャス
   作曲・編曲:渡辺徹
   歌:Wake Up, Girls!

M09:タチアガレ
   Wake Up, Best!(15/03/18)より
   作詞:辛矢凡
   作曲:編曲:神前暁
   歌:i☆Ris

M10:Realize!
   Realize!(15/02/18)より
   作詞・作曲・編曲:板倉孝徳
   歌:i☆Ris

M11:少女交響曲
   少女交響曲(15/08/26)より
   作詞:辛矢凡
   作曲・編曲:田中秀和
   歌:Wake Up, Girls!

M12:Beyond the Bottom
   Beyond the Bottom
(15/11/11)より
   作詞:辛矢凡
   作曲・編曲:田中秀和
   歌:Wake Up, Girls!

EN1:バレンタインキッス
   バレンタインキッス(86/02/01)より
   作詞:秋元康
   作曲:瀬井広明
   編曲:佐藤準
   歌:i☆Ris&Wake Up,Girls!


 ライブパートではアンコールを含めて全13曲が披露され、夜の部では一部セットリストが変更されました。

 ミラクル☆パラダイス ⇒ ドリームパレード
 Special Kiss ⇒ Secret Pure Love
 16歳のアガペー ⇒ 極上スマイル
 7 Girls War ⇒ 素顔でKISS ME
 
 コラボでお互いの曲を歌うのだろうなと思っていましたが、カバー曲を各ユニットのメンバーをシャッフルして歌われるとは予想外でした。そして、歌われたのが『けいおん!』の挿入歌『ふわふわ時間(タイム)』と、『きらりん☆レボリューション』のオープニング曲『恋☆カナ』。『ふわふわ時間』に歌い踊るというイメージが全くなかった為か、「あれ?これ何の曲だっけ??」と疑問に思ってしまい、「らきすた?いやいやぜんぜん違う...あっ!けいおんか!!」と思い出したときには、曲が終わっていました...。『恋☆カナ』については、「あれ?前にどこかで聴いたような??」と別の疑問が。どこで聴いたのかと考え、「あっ!TrySailのイベントか!!」と思い出したときには、曲が終わっていました...。そんなどうでもいい話はさておき、『恋☆カナ』の特徴的なダンスを、現役で活動しているi☆RisとWUGのメンバーで再現されていましたので、見所があるカバーでした。


お互いの曲を歌う姿にも違いが

  WUGがプリパラのオープニング曲である『Make it!』で、i☆Risが『タチアガレ』を披露。お互いの代表曲が歌われた形です。『Make it!』については常に動きを入れている体力勝負な振り付けになっていまして、観ている側にとっては楽しく映るものの、踊っている側は本当に大変だろうなと思う曲です。ダンスの難易度が高い上に、WUGではないタイプの曲ですのでどうなるのかなと観ていましたが、あのダンスを7人で再現している姿に、このタイプの曲でもいけるのかと驚かされました。そして、i☆Risですが、こちらは再現しているというよりも個性が出ていて、同じ『タチアガレ』でもi☆Risのものにしていた感がありました。先輩として負けられないぞというギラギラしたものもあったように思うのですが、そう思ったのは自分だけでしょうか。特にそれを感じたのが芹澤さん。いつも全力で、ひとつひとつの動きに力みを感じてしまってパワー配分は大丈夫なんだろうかと心配してしまうのですが、中途半端なパフォーマンスが許せないタイプなんでしょうね。


両ユニットが重なるからこそ見えてくる魅力

  吉岡さんが「最後の曲です!」と前振りして歌い終わった『Beyond the Bottom』。これがWUGの終わりで、次はi☆Risかなと思っていましたら、アンコールのタイミングでした。半信半疑な感じでアンコールが始まったものの、なかなか再開されることはなく時は過ぎ、次第にアンコールが「i☆Ris!! Wake Up, Girls!!」というコールに変化。この変化の後、しばらくたってから再開されました。そして、各ユニットごとの告知と、時間が押していましたので出演者による最後のイベントは一言ずつで、アンコール曲へ。アンコール曲は『バレンタイン・キッス』。ベタではありますが、バレンタインイベントで歌う曲としてこれ以外に何があると言われたら自分は言い返せません。パート割がうろ覚えであったのか歌われていなかった部分がありましたが、アンコール曲ですから楽しめればOKです。歌い慣れていない姿を見て、今後またこういったコラボイベントがあれば、全員で歌える新曲があると良いだろうなと思いました。

 さて、i☆RisとWUGの初の合同イベント。トークコーナーでは笑わせてもらい、ライブコーナーでは両アイドルユニットの異なる魅力が垣間見えました。中にはライブコーナーにしか興味が無い方もいるとは思うのですが、自分はどちらも楽しめるのでこういったイベントは一挙両得。さらには良いバランスでコーナーが構成されていましたし、満足できる内容のイベントでした。(アンコール前の待ち時間が長かったのはマイナスでしたが…)このイベントの事を思い出しますと、先輩であるi☆Risの色が濃かったですし、その分魅力も伝わったのではないかなと思いました。そして、WUGについては良くも悪くもマイペースなんだなと両ユニットが揃い踏みしたことで改めて分かりました。今回初の合同イベントでしたが、次はあるのかどうか。その次がありましたら、どちらか一方のファンという方でも参加してみてはどうでしょうか。新たな発見があるかもしれませんよ。


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