輝きが向こう側へ!

輝きが向こう側へ!

思いついたことをそのまま記事にしている何の脈略もないブログです。アニメやゲームの感想等を掲載。

【イベントレポート】劇場版・TVシリーズ公開直前『Wake Up, Girls! 炎の七番勝負 ヤマカン出てこいやー!』

 2013年12月29日、来月から放送が開始されるTVアニメシリーズ『Wake Up, Girls!』のイベント『Wake Up, Girls! 炎の七番勝負 ヤマカン出てこいやー!』が秋葉原UDXにて開催されました。元々このイベントに参加するつもりはなかったのですが、数日前から急に気になり始め、ギリギリまで行くか行かないかを迷っていたものの参加してみました。ちなみに、このイベントの模様はニコニコ生放送で生中継されました。



【イベント開始前】

 イベント前に行われる物販で、対象商品3,000円購入ごとにステージ観覧優先券が貰えるとのことでしたので、物販開始時間11:30の40分前に現場に到着。(東京駅から秋葉原駅へ行く電車が、偶然にも『ラブライブ!』のラッピング電車でしたので驚きながら秋葉原へ)

 既に2組5列の待機列グループが並び終わっていまして、その対面でもう1グループが形成されようとしたところでした。それほど人は多くなく、自分が並んだ後にポツポツと人がやって来るといった具合。最初のステージで人気声優の方々がゲストとして登場されるので、もっと早めに行った方が良いのかなと考えていたのですが、当日はコミケやらアイマスのイベントが開催されていましたので、そちらに人が流れたのかもしれません。

 行われるイベントは計6回。それぞれのステージ観覧優先券を貰おうとしますと、18,000円が必要となります。関連グッズにそれほど興味がない人間ですので、買うものといえば音楽CD等になるのですが、如何せんアニメが始まってもいませんので、音楽CDはまだ発売されていないという状況です。何を買おうかと考えた結果、こうなりました。

 ・Wake Up, Girls!イベントくじ
  価格:700円×10回=7,000円

 ・Wake Up, Girls! OFFCIAL GUIDE BOOK
  価格1,500円×2冊=3,000円

 ・SPECIALDISC『出逢いの記録』付
  劇場鑑賞用前売り券
  価格1,500円×2枚=3,000円

 記念にガイドブックと劇場観賞用前売り券を購入。そして、イベントくじ10回!もう、やけくそ気味に7,000円を払ったのですが、結果、C賞キャラクターアクリルチャーム(岡本未夕)が1つ。そして、D賞A4クリアファイル9枚(全て同じデザイン)が貰えましたよ!やったね!

f:id:huurai0:20180406141814j:plain

 結局13,000円の購入でしたので、ステージ観覧優先券は4枚しか貰えません。とりあえず、人気があるであろう人気声優陣登場の【一・二番】と、ライブが行われる【七番】を抑えて、後は【三番】と【六番】を貰いました。実際に観客の埋まり具合を拝見したところ、予想通り一番人気は【一・二番】で、【七番】、【三番】、【六番】、【四番】、【五番】の順でした。【五番】では、製作委員会の方々が出演されたのですが、オジサン達では人は集まらないよね…。イベントは13:30から始まりました。



【一・二番勝負】 《山本 寛 VS ファンの皆様》&《山本 寛 VS I-1 Club》
出演者:山本寛、大坪由佳、津田美波、福原香織、山本希望、明坂聡美、安野希世乃、大橋隆昌(MC:一・二番勝負~七番勝負)

 一番勝負では、アニメ本編で使用される歓声の収録が行われました。3パターンの歓声が収録されたのですが、個々のアイドルへの声援では「みなみーーー!!!」の歓声が大きかったです。『みなみ』は『みなみ』でも、片山実波なのか、それとも、津田美波なのか。気になるところであります。それにしても、隣から「ゆきほーーー!!!」と聴こえた気がするのですが、自分の聴き間違いでしょうか?

 続いて行われた二番勝負では、主役である『Wake Up, Girls!』のメンバーではなく、そのライバルアイドルユニット『I-1 Club』のメンバーがお先に登場。このとき、津田さんや大坪さんといった、アニメ『ゆるゆり』声優陣への歓声が際立っていたように思います。会場には『ゆるゆり』ファンが多かったのでしょうかね。

 『I-1 Club』のメンバーから山本監督への質問のコーナーでは、山本希望さんから『センター争いはないのか?』といった質問が。ここでの山本監督の回答として、勝ち負けをどう描くのかという点にはセンシティブ(慎重)になっているという発言がありました。それぞれのアイドルにはそれぞれのファンが付くでしょうし、この要素を取り入れるのは、なかなか難しい点かと思います。勝った方はいいですけど、負けた方は…。構想としてはあるようですので、その点がどう描かれるのか注目してみようと思いました。

 監督(左手)に向かって、声優陣(右手)が話されていたので、声優陣の顔の向きがどうしても左向きになります。自分の席がかなり右寄りの席でしたが、出演者の中でも大坪さんはこちらの方にも目配せしてくれて、たまに目が逢うのでドキッとしました。他のイベントの映像を見ていて、そういうことに気を使っているのだなとは感じていたのですが、実際にその姿を見て私、大坪さんのファンになりました!(チョロい)



【三番勝負】 《山本 寛 VS Wake Up, Girls!》
出演者:山本寛、吉岡茉祐、永野愛理、田中美海、青山吉能、山下七海、奥野香耶、高木美佑

 三番勝負でようやく主役の出番です。アイドルグループ『Wake Up, Girls!』。制服姿で違和感を感じない。これが若さか。登場の際には、それぞれのキャストに声援が起こっていました。このステージの前に、ショーケースイベントが計4回行われていたようで、そのイベントから引き続き参加されている方たちが、客席の前の方を陣取って声をあげられていたようです。

 『Wake Up, Girls!』のアイドルたちとその声優陣についての紹介。個人的には、何の情報も仕入れずイベントに参加してしまいましたので、ありがたいコーナーでした。そこで気になったアイドルとして、林田藍里を挙げてみます。主人公の友達ポジション。山本監督が言うには一番普通の子で、一番努力家とのことですので、物語の中でどういった成長がみられるのか楽しみにしたいと思います。



【四番勝負】 《Wake Up, Girls! VS Wake Up, Girls!》
出演者:吉岡茉祐、永野愛理、田中美海、青山吉能、山下七海、奥野香耶、高木美佑

 四番勝負では、現在配信中のソーシャルゲームのプレゼン対決が2チームに分かれて行われました。四番勝負のステージ観覧優先券がないので、後ろで立ち見していたのですが、こちらの方がステージ全体を見ることができました。

 残念なことにこのコーナーより観客の数が減少。席は半分ぐらいしか埋まっていませんでした。この状況に、何故だか出演者の方に申し訳ない気持ちになってしまったのですが、別にスタッフでも何でもないのに、なんなのだろうこの感情。

 一応、自分もこのゲームをプレイしているのですが、モニターに映される見たことがないカードの数々を見て、課金することで、こうも世界が変わるんだなと実感しました。(無課金勢)



【五番勝負】 《山本 寛 VS 製作委員会》
出演者:山本寛、田中宏幸(avex)、管沢正浩(テレビ東京)、菊地等(セガ)、藤森裕(学研)、むすび丸、伊達武将隊。、未知ノ国守ダッチャー

 五番勝負は、製作委員会の皆様が登場。個人的には深い話が聴けるんじゃないかと期待していたコーナーなのですが、その期待とは反比例して観客がさらに減少。前2列にしか人がいない…。しかしながら、立ち見の方は人が増えていました。興味が無い訳ではないものの、ステージ観覧優先券を貰うところまではいかなかったという結果でしょうか。

 制作委員会の皆さんのトークは、山本監督あるあるの話だけで終わってしまいまして、その後は、番組公式ゆるキャラを決めるコーナーになってしまいました。このコーナーに登場された『伊達武将隊。』の出来上がりっぷりには感心したものの、製作委員会の皆さんのもっと深い話が聞きたかったなと思う五番勝負でした。



【六番勝負】 《 Wake Up, Girls! VS 年末ジャンボ大抽選会》
出演者:吉岡茉祐、永野愛理、田中美海、青山吉能、山下七海、奥野香耶、高木美佑

 六番勝負はプレゼントコーナー。キャストの皆さんが引いた番号と、席番号が合えばプレゼントが貰えるというものでした。ここで当たった場合、ステージに登壇しなくてはならず、まさかのニコ生デビューか!?というところでしたが、見事にハズレ。残念なようなホッとしたような複雑な気持ちになりました。



【七番勝負】 《 Wake Up, Girls! VS ファンの皆様》
 出演者:山本寛、吉岡茉祐、永野愛理、田中美海、青山吉能、山下七海、奥野香耶、高木美佑

 最後の七番勝負はライブコーナーです。ニコニコ生放送での中継が六番勝負で終わってしまったのですが、これが今回のイベントの肝と言って間違いないでしょう。ライブのセットリストは下記の通りです。


セットリスト:
 M01:タチアガレ!
 (劇場版「Wake Up, Girls!7人のアイドル」主題歌)
 M02:ハレ晴レユカイ
 (「涼宮ハルヒの憂鬱」エンディング曲)
 M03:motto☆派手にね!
 (「かんなぎ」オープニング曲)

  ヘッドセットマイクがトラブルでメンバー一旦退場。ハンドマイクに変更。
  この間、出演する予定がなかった山本監督が場繋ぎで登場されました。

 M04:もってけ!セーラーふく
 (「らき☆すた」オープニング曲)
 M05:言の葉 青葉
 (「Wake Up, Girls!」エンディング曲)
 EN1:タチアガレ!
 (劇場版「Wake Up, Girls!7人のアイドル」主題歌)


 まずは1曲目『タチアガレ!』について。劇場版のPVで流れていたので耳に残っていました。キャッチーなメロディを作り続けている神前暁さんの曲。少し聴いただけでも印象深く感じさせる点はさすがです。ライブ中に大声をあげてもジャンプしても良いという話であったので観客の皆さんが一斉にジャンプ!会場が揺れる揺れる!1曲目から大盛り上がりでした。

 2曲目からは、山本監督に纏わるアニメ作品からの曲が歌われました。『ハレ晴レユカイ』、『motto☆派手にね!』、『もってけ!セーラーふく』の3曲です。実は、物販の待機列にいたときに、歌リハの音が漏れ聴こえていましたので、これらの曲が歌われることは知っていました。ですので、サプライズにはならなかったものの、よく聴き知った曲でしたので、最高に気持ちが昂りました!特に『motto☆派手にね!』は大好きな曲。アニメオープニング中の振りも再現されていたのが良かった!よくよく考えてみましたら、この3曲のアニメーションのダンスの振り付けは全て監督が考案したもの。その振り付けでメンバーが踊るというのは、これまでの監督の働きが繋がって『Wake Up, Girls!』があるのだなと、しみじみそう感じました。

 5曲目は初披露となります『言の葉 青葉』です。これまではアップテンポの曲でしたが、それとは真逆のしっとりとした曲で、少し戸惑いもしましたが良い曲でした。正にアニメのエンディング曲という感じ。この曲はスタンドマイクで歌われていたのですが、振りが手話になっていたのが印象的で、観客の方が早速それに合わせて振りをしていたのを見て、ちょっと感動してしまいました。

 アンコール曲は『タチアガレ!』。ここでもまた大盛り上がり。メンバーの皆さんの歌やダンスのフォーメーションといったパフォーマンスは、今の時点でもしっかりアイドルしているなと感じさせるものでした。これまでのレッスン、ショーケースイベントが活きての今日のステージだったのではないでしょうか。



【終演後】
 イベントは、19:00終了予定でしたが、マイクトラブルがありましたので、実際の終了時間は、19:20分ぐらいだったでしょうか。退場の際、先に観客席の人から退場していったのですが、その途中で、アニメのPVが流れ始めました。おいおい!それを観ずに帰れるかと、途中で立ち止まり、それを観てから帰ることに。イベントの終了時間の延長でこのタイミングでのPV上映になってしまったのでしょうが、そのまま帰っていたら見逃すところでした。

 イベント中、何度も山本監督が、アニメの制作進行の遅れについて話されていました。これには素直に「大丈夫かな?」と不安に思う面もあるものの、製作がギリギリと言うことは、それだけこだわって作られているということでもありますし、リアルタイムに近い形で作品が作られていくということでもあるのでは。

 『Wake Up, Girls!』のメンバーは若く、劇場版のPVを見る限り、演技についてはまだこれからといった感想を持ちました。製作が遅れているという話がありましたが、その分彼女たちの成長がアニメへ如実に反映されていくことと思います。アニメ開始前から、アニメのアイドル達と同じようなことを実際に行ってきた訳ですから、アニメと現実のリンクが相乗効果をもたらすことを期待しています。初めの頃は演技がぎこちなく感じることもあるとは思いますが、暖かな目でアニメを見続けてみることにしましょう。劇場版公開、TVアニメシリーズ放送開始となる1月10日が楽しみになってきました。

 


©HUURAI | このブログについてプライバシーポリシー